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パタゴニアの海獣"ナウエリト"の撮影に成功か アルゼンチン

nahuelit2.jpgSociedad】この程、アルゼンチンのサンカルロス・デ・バリローチェに面したナウエル・ウアピ湖にて、古くから”パタゴニアの海獣”として知られるナウエリト(Nahuelito)が写真に撮影されたとのこと。バリローチェのローカル新聞が伝えるところによれば、先週土曜、謎の男性が新聞社の受付に現れ、手紙と写真を納めた封筒を置き残していったという。手紙には次のように綴られていた。「これは流木を見誤ったものでも、まして湖面の波でもありません。ナウエリトが湖面から姿を現したものです。撮影したのは4月15日、午前9時。面倒なことにはなりたくないので、私自身の情報は控えさせてください。」そして男性は足早に新聞社を立ち去ったという。写真は湖からそう遠くない場所からフィルムカメラで撮影されたもので、三枚の写真はおそらく同一の生物を撮影したものである。

伝説

ナウエリトとは、ナルエル・ウアピ湖周辺に古くから伝えられ(最も古い目撃例では、スペイン人らが同地域を征服したときにまで遡る)、今なお目撃が続く伝説的な海獣である。スコットランドのネッシーと同じように、これまでの目撃報告は数えきれず、しかし明確な証拠が発見されたことはない。

nahuelit1.jpgナウエリトを一躍有名にしたのは1910年、ゲオルゲ・ギャレというナウエル・ウアピで働く漁師による目撃報告である。ギャレはその日、仕事を終えて湖畔に船をつけるなり、400m先の湖面に巨大な生物を目撃した。その生物は推定で長さ5mから7mはあったという。その後も断続的に目撃は続き、1922年頃になると、ブエノスアイレス動物園に勤務すクレメンティ・オネリ博士のもとには数多くの目撃情報が届くようになった。

そして同年、同地方を訪れたアメリカの探鉱師マーティン・シェフィールドが湖面で巨大な生物を再び目撃、シェフィールドはオネリ氏を説得し、調査隊を結成した。しかし未知の巨大生物を恐れるあまりライフルや銃で武装した調査団に対し、地元動物保護局から抗議の声があがり、それを受けて当局はナウエリトは保護生物指定を受けてしまったため、調査は難航、結果は芳しくなかった。

また1960年には、同湖中で潜水していた(同湖はほとんど海ほどに巨大である)アルゼンチン海軍の潜水艦が18日間に渡り、謎の物体に追跡されるという事件も発生し、再び話題を呼んだ。バリローチェは現在、南米のスイスとも呼ばれる観光地として知られるため、同地方を多くの観光客が訪れ、度々目撃報告が行われているが、これまでに決定的な証拠は得られていない。


理論

nahelhuapi.jpgナウエリトの正体を巡ってはこれまで様々な推測が為されている。それは例えば古くは先住民の逸話にも伝えられる海獣の説、また古生物がパタゴニアの雄大な自然環境の中で現代にまで生き残ったという説などである。しかしまた近年噂されるより”現代的な推測”としては、1950年代、同地方へと亡命したドイツの科学者(或いは最近バリローチェに出来た原子炉開発センター)らによる核開発実験によって誕生した突然変異生物であるという推測や、未知の潜水艦を見誤ったものではないかという推測も上げられている(※写真は一昨年の視察でバリローチェ、エスタンジアを訪れた際に視察したナウエル・ウアピ湖、湖面を見渡したが特に巨大生物は見あたらなかった)。

しかしいかなる正体にせよ、ナウエリトの目撃情報は何れの場合も次のようなディティールを含んでいる。”体長10-15m、背中に二つのコブ、毛皮のような皮膚を持つ。またしばし、白鳥のような形をした首の形をしているとも言われる。そしてこれら報告は凡そ200年前、同地方に暮らすマプチェ人によるものとほぼ同一であるという。


【参考】Argentina - a photoset on Flickr(バリローチェ、パタゴニア周辺)

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2006.04.18

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