【Reuter.UK】先週7月11日、中国は吉林省、北朝鮮との国境に程近い白頭山に位置する天池にて伝説の「天池の怪物」が目撃されたとのこと。目撃した同省の地方自治団体幹部らによればその数はおよそ20頭にも及んだと話している。また今回目撃されたこの「天池の怪物」は、あたかも中国版ネッシーとも言うべきもので、その目撃の記録は古く、およそ1世紀前にも記録されているが、現在までその実態は明らかになっていない。今回目撃者の一人で、吉林省山林管理事務局副局長を務めるZhang Lufeng氏によれば、その獣は50分間の間におよそ5回に渡って姿を現したと話している。
「最初は1匹、その後続けて何匹かが現れて、最終的には大体20匹くらいはいたんじゃないかな。」また氏によれば、最初その怪物は氏からおよそ2,3キロ離れた場所に白か黒い物体として目撃。しかしその物体が波を立てて動いているのを見て氏らはその物体を生物であると確認したのである。
また最古の目撃記録である1903年の記録によれば、同池付近にて巨大な水牛のような怪物が大きな叫び声と共に水中から姿を現し、その場にいた住民3人を襲おうとした事件があったとされている。しかしその時は、襲われそうになった住民らが怪物の腹部に向け銃を6発放つと怪物は大きな叫び声をあげ再び水中に姿を消した、と記録されている。
また比較的最近の目撃記録によれば、怪物は全体にグレーの皮膚で、巨大な丸い目を持ち、首の長さは凡そ1.2~1.5m程度、首と胴部の境目には白い輪っかの模様があったという。(写真は天池の様子)
【参考】白頭山天池 | 昨年夏のCNNの記事