【Scotsman/Nytimes】最近公開された旧ソ連の機密文書によると、かの独裁者ヨシフ・スターリンが、人間と猿を掛け合わせ、半人半猿の兵士を作ろうとしていたことが明らかにされたとのこと。モスクワに保存されていたこの機密文書には、1920年代中頃、当時のロシアきっての動物学者、イリヤ・イワノフ博士に、彼の技術を応用して馬や動物を使って超兵士を作るべしという命令が下されていた事が記録されているという。モスクワの新聞によれば、当時、スターリンは科学者らに対して、次のように語ったという。「私が求めているのは、新らしい無敵の人間である。痛みに対して不屈であり、食事をさして必要とせず、その質に不平を言わない者だ。」
こうして1926年、モスクワ共産党政治局は科学院に対し、”人間戦争マシン”の育成を依頼したのである。ロシア革命を経て誕生したソ連は、当時、社会主義化と工業化を同時に推し進め、新たな国家の姿を世界に喧伝し始めていた。また長く続いた内戦を終結するべく、ソ連当局は更に赤軍を強化しなければならなかった。またこれらの事情に加え、当時ソ連は経済政策の中心に据えた、過酷な五カ年計画に耐えうる、新たな労働階級の兵士を必要としていた時期だったのである。
この"半人半獣兵士"計画を委任されたイワノフ博士と言えば、1901年には時のツァー(ロマノフ2世)の後押しを受け、世界初の人工受精競走馬研究所を設立した功績から、既に知られた人物だった。そしてソ連成立後、イワノフの研究は当局にいたく気に入られ、1926年には20万ドルの資金と共に西アフリカに赴いた。イワノフはそこでチンパンジーの人工受精実験研究所を設立し、チンパンジーのメスに人間の精子を受精させる実験を行ったのである(これは当時、植民地時代の逸話 ― 現地人は人間よりも猿に近いという迷信に基づいて行われた実験であると言われている)。また一方、スターリンの誕生地であるグルジアには猿を育成する研究所が設立された。
しかしイワノフの実験は ― 無論現在の科学を知る我々にとっては驚きではないが ― 凡そ全てが失敗に終わった。またグルジアの研究所でも、やはり猿の精子を人間に掛け合わせるという実験が行われていたが、それらが如何なる結果であったかは言うまでもない。更にイワノフは、最後の頼みであるキューバ人の資産家ロサリア・アブレウに実験の協力を依頼した。アブレウは世界で初めてチンパンジーの人工育成に成功し、ハヴァナの側には巨大な動物園を所有していたからである。イワノフは彼女の所有するオスチンパンジーの精子を利用し、”G”という呼び名のロシア人女性に人工受精を試みようとしたという。
そして当初、アブレウは実験に快く同意し、一時は万事順調にに思えたが、イワノフは再び不運な失敗を犯すことになる。その当時、彼は実験資金を調達すべくあるアメリカの無神論者団体員チャールズ・スミスに資金援助を受けていたが、このスミスが曲者だったのである。スミスは言わば、興行師であり、イワノフの実験を知るなり、すぐに彼の話を新聞社(タイムズ誌)に売り込んでしまったのだ。そしてこの研究が大々的に報じられ、一躍世間の衆目を集めると、イワノフは思わぬところから非難を浴びることとなった。新聞を見たクー・クラックス・クラン(KKK)からアブレウに脅迫が送られたのである。その脅迫状には「実験に協力することは、創造主への冒涜であると見なし、報復を行う」といったメッセージが書かれていたという。そしてこれに怯えたアブレウは、結局実験への協力を取り下げることとなってしまったのである。
こうしてイワノフの計画はその全てが無惨に潰えた。しかし彼は、その後もめげずに、新たな協力者を捜し続けたが、やがてスターリンが独裁権を強め、後の大粛正時代へと向かい始める頃、失敗を重ねた彼もまた例に漏れず、1931年、カザフスタンへと追放されることなった。そして翌年の年3月、彼の地で失意の内に没したという。
現在、イワノフの名はあたかもマッド・サイエンティストとして、汚名を着せられたままになっている。しかし、見方を変えるならば、彼もまた時代に弄ばれた犠牲者の一人だということも出来るのではないだろうか。当時、強引に推し進められた集団農場計画は1932年になってようやく中止されたが、その時までに、飢餓によっって命を失ったものは、数百万人に及ぶという。
【参考1】奇形全書(マルタン・モネスティエ著)より
・・・1935年、ベルネロット・モーエンス博士(※)がモロッコで死んだ年、周知のように夢想とは無縁でむしろ現実的な事柄に執着するソビエト政府が、同じ実験を行った。トルキスタンの奥地で男たちが数ヶ月前から、雑種の生き物を作れるのではないかと期待して、類人猿と一緒に暮らしていたのである。
この任務の指揮をとったのはイワノフ博士で、ソビエト最高会議のメンバーがすぐそばで実験を見守っていた。西欧諸国は、科学の進歩に関する委員会の年次総会でハウエル博士が行った報告によって、そのような実験が行われていることを知った。ハウエル博士の話によると、プログラムの現状では、実験はすでに八頭の雌猿を妊娠させることに成功していたが、そのうち三頭が死亡していた。どうして死んだのか、だれにもわからなかった。胎児が成長する初期にトラブルが発生したのだろうか。だれも答えることが出来なかった。
(※モーエンス博士は1908年頃、コンゴなどで猿とヒトの人工受精実験を行っていたと噂される人物)
【参考2】猿のオリバー君
比較的最近の半人半猿的話題といえば、1976年、「チンパンジーと人間の中間種」として喧伝されて来日した「オリバー君」がいる。現在では、オリバー君は結局単なるチンパンジーであったとも言われているが、当時はテレビ番組上で人間の女性との公開子作り実験までが企画され、大きな話題を呼んだ(多くの女性志願者が集まり、最終的にある元タレントが候補になった)。その顛末は荒俣宏氏の以下の著作に詳しい。
【参考3】荒俣宏の20世紀世界ミステリー遺産より
(オリバー君は)「染色体の数がチンパンジーと人間のちょうど中間」の47本だと言われ、なんと、膝を曲げることなくスタスタと歩ける。しかも顔つきが人間に近い。(・・・)そして更に決定的なのは、オリバー君はセクシーな女性(もちろん人間だ)に会わせたり、いやらしいヌード写真を見せたりすると、イチモツがぴんと立つのだ。ある動物学者にいわせると、「ふつうのチンパンジーにはあり得ないこと」なのだそうな。(・・・)このときオリバー君の世話係をしたのが、今は大物になっているテリー伊藤だったとは、驚きの二連発というしかない。
【関連】X51.ORG : イエティに関する諸考察 ― 視察番外編
- X51.ORG : イエティはヒグマに非ず ― ヒマラヤ視察最終報告
- X51.ORG : 臨死体験から生還した猿が二足歩行を始める イスラエル
- X51.ORG : キメラ実験 - 「半獣半人」は誕生するか
- X51.ORG : 敵の兵士をホモに変える - 化学兵器の機密文書公開 米
- X51.ORG : 女性がカエルを出産 イラン
>痛みに対して不屈であり、食事をさして必要とせず、その質に不平を言わない者
痛覚味覚言語能力が低い?
訓練で全滅しそうだ
まぁ、この計画は実現しなかった破天荒な計画ってダケだね。まぁ、石鹸を作る位が関の山かも知れん。映画の筋書きにはなるかも知れないけどさ。(なんか、こんな内容の映画が有ったよね?)
しかし、ゲット野郎は何か一言でもいいから記事の感想を書けよ。
読んで書けばいいんだ。それ位は出来るだろ?気まずい雰囲気を作るよりは、君の価値が何倍も上がるぞ。
>>17・18
彼らはゲットー出身だから仕方ないよ。考えるよりもまず先に手が出るんだろ。
せめて面白いゲットの仕方を考えてくれ。
軍事目的で秘密裏に研究されていた改造人間って
SFでも使い古されたネタだよね
話によって米軍だったりナチだったり旧日本軍だったり
いろいろだけど
。痛みに対して不屈であり、食事をさして必要とせず、その質に不平を言わない者だ。」といわれてなぜ猿という結論に達したのかそこのところをもう少し詳しく頼むよw
当時の科学者さんw
今の生物科学だと痛みを全く感じない人間や
本物の食事を必要としない人間
文句を言わない=知的水準の低い人間
それぞれを意図的に作ることは可能ですよね??
だとしたらその3つを全部兼ね備えた人間も
今なら普通に可能ということかな??
>それはそうとロシア娘はカワイイよね
話はまったくずれるが、ロシア人によれば
かわいいのは主に上流階級の綺麗な女性の娘に
限定される事が多く、一般以下の階級においては
かわいい子が多い訳ではないそうだ。
それはなぜ明らかになるかというと、
日本に来ているロシア人の感想として
日本で行われてる「援助交際/サポート交際」という名の
売春のターゲットになっている東京の女子小中高生は
ロシア人の目から見ると信じられないほどかわいい上に「安い」
のだそうだ。「東京の」とわざわざ東京が指されている点も
日本の地方の人間よりも敏感に東京の子をロシア人は好むという
事らしい。
そして確かにロシアでは日本よりもさらに気軽に売春や買春が
出来る事は事実なのだが、気軽な面とは裏腹に価格は日本とは
比較にならない程高く、しかもその少女たちはいかにも栄養不良という
外見と顔も日本人の感覚でお世辞にもかわいいと思えるような子は
いないそうだ
>>33
逆に言えば、少なからず非人工的に生まれてくる可能性も有るんだよね。このサイトを見ていると、それが夢物語じゃない可能性も捨てきれないって感じるし、血眼になって実現しようと思っている人間もいたりしてね(笑)
ロシアの生物学界はルイセンコ以前からこんな調子だったのか。日本にも、大学教授等が各種類人猿との性交を企画したが結局中止になった、という話があるけど江頭2:50あたりがやってみてくれないかな。猿との交尾。
>染色体の数がチンパンジーと人間のちょうど中間
染色体は人間が46本、類人猿が48本だけど稀に47本の人間、類人猿が居るらしいね。オリバー君の両親の染色体数が気になる。
【参考1】の記事、男性がメス猿に中出し…
実験だけじゃなくて、サルをダッチワイフ代わりに
してたんじゃないかなあと思う私は深読みしすぎか。
>>38
同感です。ゲッターよりも、ゲッターを叩く人のほうが
言葉づかいが汚くて、読むと不快な気持ちになりますね。
>>45
爆弾を腹に巻いて敵地に突っ込んで自爆。せいぜいこんなもんじゃないか?
同じようなので、イルカの兵器の話も合ったな
今の医療科学の世界からすれば、馬鹿な事してるって思ってる
事も後5、60年先には今の技術もきっと馬鹿な事になるね。
追記:最近ゲッター攻撃がウザイって人いるけど、原因を作ってるのはゲッターだし、それで、またアク禁にでもなったら、みんなの迷惑なんだよね、汚い言葉を出すくらい、人が気分を害してる事が解らない様な幼稚な人はネットなんかしてないで、自分の性格見直したほうがいいと思うよ、社会生活の中でもきっとみんなに疎まれてんじゃないかなぁ。
何故かここに良識人ぶってる香具師が増えている不思議。
しかし冷静にレスを読むと>>50なんて結局叩きには変わらない辺りがX51か
うーんあれだな、黒い太陽を思い出す‥‥
しかしWW2の時マトモな指導者はいなかったのかね
つか、「あいのこ」って生物分類の
どのレベルまで可能なのかな?
レオポンとかテツギョとかあるけど
チンパンジーとゴリラ辺りなら可能な
予感が‥‥
>>7
今だからアホだと言える
それがわからんお前(7)がアホだよ
やらなきゃわからねぇんだから
お前が当時の人なら絶対わかってねぇし
アホなんて発言もできねぇよ
そういう失敗がなければ
「人間とサルで子供できるのか?」
っていうアホが今だにいるわけよ
わからない事をやってみる
ってのはすばらしい事だ
チャレンジなしでは何もわからんよ
彼は失敗したが、それによって
サルと人間で子供を作る事は難しいとわかった
それだけで人類はまた賢くなれる
>56
「今だから‥」何を当たり前のこと言ってんだか。
自分でアフォなコメントしとるのに気づいてないのなw
>わからない事をやってみる
>ってのはすばらしい事だ
オレは人体実験は容認出来ないよ‥‥
フと思ったんだが、指導者自らが実験を受けるなんて思わないのかね?。いや、実際は受けるワケ無いと思うんだが、自分でさえも凌駕しちまうものを作る事に恐れは無いのかね?
>>60
人間なんて60億もいるんだからちょっとくらい実験に使ってもいいんじゃない?
重度の身体・知能障害で生活保護がなければ生きていけない奴とかさ。
62さん
酷い人だね、自分がその立場だったら同じ事言えるの?
自分の家族にいたら同じ事言える?
冗談で済ませられる言葉じゃないって事が解ってないから
平気なんだろうけど、いつか自分が傷つくよ。
彼女のいないおっさんとしては、この際猿でもいいがと、思う時もあるが、猿に断られたら後がないし、考えてみたら猿とする事の方が体型的、体位的、衛生的に難しいし悲しいので、やっぱり人間の方がよいね。?何の話だっけ?
>>71
してない。
中止になったのよ。TVで生中継する気だったらしいが色々とひっかかった。
・・・今ならCSで出来るのかなっと。
>「あいのこ」って生物分類のどのレベルまで可能なのかな?
どのレベルまでとかじゃなくて、
まず、染色体の数が同じじゃないと子供は産まれない。
つまり、異生物間での子作りは絶対的に不可能。
猿と人でも染色体の数は当然違う。
しかし、半人半獣生物を“造る”事はひょっとしたら可能かも。
世界で唯一、鳥や羊や兎を遺伝結合させた人物がいる。
カンチェン博士といって、結合された動物の写真も探せばある。
しかしその学者は騒ぎになった直後、中国からロシアに帰化し
現在は行方不明のため、科学的真相は謎。
どこかで今も研究を続けているに違いない。
よくそんな簡単に人のことを
アフォだの馬鹿だのいえるね。
街中で「お前馬鹿だろ」って言ってる人は見かけないのにね。
インターネットって怖いね。
まぁ記事とはなんの関係もないコメントですけどね。
テリー伊藤オチかYO
軍食のために
大量のバナナを用意しなきゃいけなくなりそうで
そっちの問題も難しそう~
「缶づめバナナはいやだ!」とかいって
新鮮なバナナもとめて暴動おこしそうだしね
軍食のために
大量のバナナを用意しなきゃいけなくなりそうで
そっちの問題も難しそう~
「缶づめバナナはいやだ!」とかいって
新鮮なバナナもとめて暴動おこしそうだしね
いや、ヒトとチンパンジーの遺伝的距離って、雑種ができることが知られているウマとロバよりずっと近いんだよ。つまり、繁殖能力はないだろうけど交配しさえすれば雑種の子供ができる可能性はすごく高いんだ。子孫を作れない雑種の子供ができるかどうかは染色体の数の差はあんまり意味ないし、場合によっては染色体が異なる生物どうしの子孫が繁殖能力を持つことだってある。
そういえば731部隊の石井を思い出した。似たような実験もやってたよ。
ゴールトンの優生学的生物学政策だ。結局共産主義社会でも資本主義社会でも同じ犯罪だなこういうのって。
ドイツのナチスと欧米の親ナチスも同質だなww。ペーパークリップ計画以後も、米軍の地下基地施設で半人半獣の製造をやってる様子。