【Local6】この度、インドの聖者ルドゥカン・ババ師がインド北西部ラトラムの自宅から2400km離れたパキスタンの大統領の元へ向けて地面を転がり始めたとのこと。今回ババ氏のこの回転はインドとパキスタン、二国間の平和維持を祝い、またパキスタンの大統領に直接面会し、今後も国境間の警備を怠らないよう大統領を説得する目的で行われるという。「食事に関しては特に何も考えてないね。適当に水を取って、たまにタバコは吸うと思うけどね。まず、ラトラムからデリーまで1100km、それからアグラ(インド北部)のウジャインまで行く事になるだろう。それでそこから一気にラホール(パキスタン北東部の都市)まで行く予定だね。そこで何としてもムシャラフ大統領に面会して、準備してある公文書を渡すつもりだよ。」ババ師は語った。またババ師は1994年、既にこの回転行における世界記録を打ち立てている言わばエキスパートであり、その際にはラトラムからインド北部のジャム市までおよそ4000kmに及ぶ回転を成功させているのである。またその時は回転を終えたのち、体中にマメが出来たという。ババ師は今回のこの長旅を飽きずに転がりきる為、時に素早く、また時にゆっくりと、その回転速度に緩急をつけて現在も転がり続けているとのこと。(ビデオはこちら)
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歴史的な経緯が有るのだろうが、しかし、「奇をてらえば偉い」とか、「苦しくて辛いことを(人工的に)すれば偉い」という短絡思考な風習には、承服できかねるね。歩けよ。普通に。