【smh.com.au】チェコの著名な作曲家VaclavHalek氏がこの度、新聞の取材にて「どのようにして美しい曲を作るのか」との質問を受け、ずばり「キノコの歌を聴く能力」だと語ったとのこと。Helek氏によれば、彼の作曲方法は森の中を散歩しながら菌類が発する美しいメロディーを聞き取り、ただそれをコピーするだけだという。Helek氏は、ちょうど普通の人がキノコ狩りに行くような調子で、カゴの代わりにペンと紙を持ち、キノコの個体もしくは群が発するメロディーを静かに聴き集めるのである。「ただ、キノコたちの歌を集めてコピーするだけさ。」とHelek氏は語る。Helek氏はこれまでに凡そ2000曲以上の楽曲と一曲の交響曲(これは静かな森の中で毒キノコの横に佇んでいるときに聴こえたのだという)を発表しているが、20年以上もキノコにそっと耳を傾け、そこから生まれた楽曲を映画や舞台音楽に使っているという。「他のキノコと同じ歌を歌うキノコは一つとしてないんだよね。毒キノコと普通のキノコが作るトーン(音色)とメロディはまた全然違うしね。だから普通のキノコと毒キノコの歌は同じ楽曲には使えないんだよ。」と語った。
またHelek氏によれば、氏は実のところ木と岩が発する歌も聴くことが可能だが、キノコの歌が一番しっくりくるとのこと。
【参考】すばらしきキノコたち | キノコに還った発明家 ジョン・ケージ
ジョン・ケージがキノコを採集、語る様子(ram 35kb)
【キノコ派哲学】妙なるキノコのページより
私が思っているのは、「役に立たない」と思っていたものをもっとよく見て役に立つところをみつけようというのではない。人間がこの世の全てを「役に立つもの」にして、なおかつそれが正しい姿と思い込んではならないと言いたいのだ。