【Reuters】英国にて80歳の男性が身体の40%以上を焼く大火傷を負いながらも圧倒的な余裕を見せたとのこと。調べによれば、男性はその日、自宅の研磨機(グラインダー)で作業をしていたところ、火花が飛んで古いオイルタンクに着火。大爆発を引き起こし、男性は全身の40%を焼く大火傷を負ったという。しかし男性はうろたえることなく、まず燃えたオイルタンクをその場からどかし、家に帰って焼けた衣服と髪の毛を切除。その後、ゆっくりと水風呂につかり、湯上り後は火傷にスキンローションを塗った後、やっと救急車を呼んだのである。
そして救急隊が到着した時にはコートを来こんで外に立って待機するという余裕を見せたという。
これまで男性の名前は明らかにされていないが、調査に当たった警察は次のように語っている。
「事故直後、彼は自分で車を運転して病院に行こうとしていたようです。流石に身体の震えが止まらないため、止めたようですがね。現在は無事快方に向かっています。気分も良いみたいで、大声で笑っては自分の火傷話をネタにして病院で盛り上がってるということです。」
【参考】ノートパソコンの熱でペニスに火傷? | やけど(熱傷・火傷)より
成人では受傷面積が体表面積の40%以上で生命の危機、20%以上でショックをおこす危険があり、乳幼児や老人では30%以上で生命の危機、10%以上でショックをおこす恐れがある。
やけどはまず冷やす。
でも皮膚のかなりの面積が焼失しちゃうと体温が維持できなくなるの。
だから皮膚に変わるローションを塗るのは正しい。
さすがに体温が下がって震えたみたいだけど。
確か日本でも幼児が大やけどして、消防隊員の判断でゴミ袋を
巻きつけて一命を取り留めたって事件があった希ガス。