【BBC】英国の考古学者が、エルサレム付近にて聖書に登場するキリストに洗礼を施した人物、洗礼者ヨハネが儀式に使っていた洞窟を発見したとのこと。発掘を行ったシモン・ギブソン博士はこれまで5年間に渡って同地域を発掘し、今回ついにヨハネが用いていたと思われる洞窟を発見したと話していている。発見された洞窟の壁には乱れた髪で物を運ぶ男性 - 聖書に描かれるキリストの洗礼者ヨハネの姿が描かれているという。
一方、一部の聖書研究者らは博士の発見が果たして本当にヨハネの洞窟であるか、結論は時期尚早であるとしている。
今回発見された洞窟は、聖書にてヨハネが誕生したと伝えられるエイン・ケレムから凡そ4km離れた今日のキブツ・ツバ付近に位置し、全長24mの長さを誇っている。また博士らは浸礼の儀式に使用したと思われる陶磁器の欠片多数を発見、他にも28段からなる儀式の部屋へと連なる階段、そして部屋からは儀式で用いられた足の形と油を経由するための細い筋が削られた丸石が発見されたと話している。
「これまで福音書の中でしか知られていなかった洗礼者ヨハネが、まさに今日に蘇りましたね。」博士は語った。
また壁に刻まれた洗礼者ヨハネは髪を荒々しく伸ばしているが、確かにヨハネは髪を切る事を禁じる宗派に属していたと伝えられている。また更に、壁からは切断された首の絵も発見されたが、それはヨハネが当時その地域を支配したヘロド・アンティパスによって斬首された事実を物語っているという。
「こういったものは、これまでどこからも発見されていませんでした。このように初期の洗礼の遺跡が発見されたのはこれまで初めてだと言えるでしょう。本当に驚きです。考古学者の人生で一度あるか無いかの大発見ですね。」
しかしまた、一部の聖書研究者らは博士の発見は欺瞞であるとし、エルサレム大学学長ステファン・ピファン氏は発見は興味深いとしながら、今後更なる調査が必要であると話している。
【参考】6月24日 - 洗礼者聖ヨハネの誕生 | 洗礼者ヨハネと
この考古学者の自信満々ぶりが激しくムカツクのだが。
周りが「まだ決断が早い」と言ってるだろが。
興奮しすぎじゃオッサン。
素晴らしい踊りを見せたサロメ(?)に対する褒美として首切ったんだっけ。ヘロド自身は殺したくなかったんだよね。オペラで見た。
>>23
ソレダ。サイズ十分の一で消費エネルギーも十分の一。
色々解決。
はよこいキリスト。
でも頼むからゴキブリやクモもダウンサイジング希望・・・
>>8
聖書の中で実際に首を欲しがったのはサロメの母ヘロデヤで、
サロメは首に口づけもしてないし殺されもしない。
オスカーワイルドが聖書中のたった数節から
妄想たくましく仕立て上げた劇だから
史実とは思わない方がいいよ。
写真を見るかぎりこんな洞窟簡単に見つかりそうだけどなあ。
なんかあんまし掘ってもいないみたいだし。
いや、発掘のことはよく知らないけどね。