【Snadiegoch】「ある朝起きたら、突然目元が膨らんでいたんです。」そう語るパット・ハイマーさんが患っていたのはグレーブス病と呼ばれる眼球突出を伴う疾患である。「そしてその後も目元が膨らみ続けました。それはもう周りの皮膚ではなく、眼球そのものが膨張しているような感じだったんです。」ハイマーさんの眼窩部はその後も膨張し続けたが、彼女を診察した医師は一体何が起こっているのか把握する事が出来なかった。そして彼女はカリフォルニア大学サンディエゴシリー眼科センターを訪れ、そこでようやく彼女の症状が明らかになったのである。彼女の症状はグレーブス眼症(眼球突出性甲状腺腫)と呼ばれる自己免疫疾患 - 免疫系が眼部の筋肉を攻撃する疾患 - から生じた眼球突出症状だったのである。「彼女が病院に来たときは既に非常に危険な状態でした。もしも医師の干渉がなければ彼女は今頃視力を失っていたでしょう。眼窩部の筋肉がどんどん腫上がって、眼球をどんどん前に押し出していたわけです。」同センターの医師デヴィッド・グラネット氏は語った。(ハイマーさんの手術前、手術後写真はソースからどうぞ。)
そしてグラネット医師のチームは彼女の症状を把握し、視力を回復させ、眼窩の骨を元通りにする整形手術を行ったのである。「我々のした事は、基本的には彼女の眼部から余計なものを取り除いて、再構成したということです。」
「眼がやっと元通り頭の中に収まって、前とはすっかり変わったわ。彼らのしてくれたことは奇跡だと思います。」ハイマーさんは語った。
「ええ、本当に奇跡的だと思います。彼女は既に視力を失いかけていましたから。」グラネット医師は語った。
このグレーブス病の初期症状としては眼の乾燥、充血、かゆみや瞼の膨張感などが挙げられ、更に今回のハイマーさんのように酷い症状になると複視(ものが二重に見える症状)などが発生するという。またシリー眼科センターは現在、米西海岸でこの症状に対処できる唯一の施設であるとのこと。
【参考】グレーブス病 | 甲状腺の病気:バセドウ病講座 | 免疫が裏切る時
グレーヴス病=バセドウ病です。
バセドウ病は自己免疫の異常で甲状腺ホルモンが作られすぎる為に発病する疾患で、
日本人、特に女性の5人に1人は発病すると言われる超メジャーな疾患であり、奇病ではありません。
この目が飛び出てしまった人は、単にバセドウ病の1症状である眼球突出が、
顕著に起こってしまったというだけではないでしょうか。
前日までバセドウ病を患っていなかったとか、バセドウ病を患ってはいたが他の症状が全くなく、
起きたらいきなり眼球突出のみが起こっていたなら、それはそれで珍しい症例だとは思いますが。
>>4
5人に1人??
[ >> LINK ]
>10,000人中5人に発生します。
とあるけど、5人に1人はいくら何でも多すぎでしょ?
僕の彼女も、眼球突出は見られませんがこの病気です。
確か美智子皇后もそうでしたよね。
東京に甲状腺疾患専門の病院があって
以前連れ添いで行った事があるのですが
専門病院とは思えないくらい患者数は多かったですよ。
症状が顕著に現れる病気ではないので
自覚症状がないだけという方も多いのではないでしょうか。
僕の身内は、眼球が使えなくなってしまった為
見た目だけでもって事で、ガラス製の眼球を入れて
ますよ。
たまに下を向くと重さで外れちゃうんですが・・(--)っっ
運動性エロモナス病
[ >> LINK ]
>ポップアイ 目周辺で菌が繁殖し、眼球が飛び出したようになる。
人の病気じゃないですが、熱帯魚飼ってたらよく見かけます。
私もバセドウ病です。確かアメリカではグレーヴス病と呼ぶんですよね。
幸い私は眼が出てくる症状が無いですけど。
その代わりに心肥大になって不整脈が出ちゃいましたけど。
でもホント女性に多い病気ですよ。病院行くと良く解ります。
勤務先の先輩(女の方です)も、バセドウですから。
ちなみにウチの母は橋本病です。
>ブラックジャックであったよな こんな病気の話。
Dr.スランプ あられちゃんでは、3ページに1回くらいはあったよな。