【azcentral】英ハードロックバンド・ディープパープルがこの度、ロックの殿堂へある特別なCDの寄贈を計画しているとのこと。その2枚のCDとは今年2月のコロンビア号の墜落事故現場から奇跡的に発見されたものだという。コロンビア号に搭乗していた宇宙飛行士KalpanaChawlaさんは生前、シャトル内に彼らのCD3枚を持ち込み、宇宙飛行中に何度か彼らにメールを送るなど、ディープパープルの熱烈なファンだったのである。そして今年2月、ディープパープルが彼らのニューアルバム「バナナ」の録音真っ最中、Chawlaさんを乗せたコロンビア号が再突入に失敗、搭乗員は全員死亡という最悪の事態を迎えてしまったのである。
しかしその後、シャトルの破片の中から彼らのアルバム「MachineHead(写真)」と「Down To Earth」、他一枚が燃えずに残っているのを発見、その後Chawlaさんの夫によってその3枚のアルバムがバンドに寄贈されたという。
そして今回、バンドはその2枚の悲運の、しかし奇跡的なアルバム2枚をロックの殿堂に送ろうと計画したのである(ちなみにもう一枚はレインボーの「Purpendicular」でこれはバンドのメンバーが記念に持っておく事にしたという)。
シャトルの事件を聞いてすぐに、バンドのギタリスト、スティーブ・モーズ氏は「コンタクト・ロスト(通信断絶)」という曲を書き上げ、この曲は早速ニューアルバム「バナナ」に収録。売り上げの一部を飛行士達の家族に寄贈する事を計画しているとのこと。
すいません。ソースに
Deep Purple's "Machine Head" and "Down To Earth," and Rainbow's "Purpendicular."
とあったもので。
ご指摘ありがとうございました。
『Purpendicular』はレインボーではなくディープパープルのアルバムです。そして新アルバムは『バナナ』ではなく『バナナス』でございます。