【smh.com.au】先週土曜早朝、インド東部オリッサ州のSudusudia村に隕石が衝突、直撃を受けた民家二棟が全壊、3人が負傷を負い、同村住人百人が家を退避したとのこと。州知事BB Harichandanさんによれば、民家二棟が全焼、被害者の一人は火傷で、後二人は隕石衝突による恐怖と衝撃で意識不明に陥り、現在3人とも病院に運ばれて治療中であるとのこと。墜落の瞬間を目撃した同村住人によれば、「とにかく物凄い光だったよ。衝突までの数秒、まるで昼間みたいに明るかったね。」と語った。通常、このように落下する隕石は衝突までに地球の大気圏で燃え尽きるかバラバラになってしまうものである。「こうした事件はこの地域では本当に稀なことだけど、まあ宇宙ではなんら珍しいことではないからね。」同州都のプラネタリウム職員J Kar氏は語った。
【続報:BBC】BBCの記事によれば、今回は単一の隕石でなく、複数の握り拳ほどの隕石群だったとのこと。現在発表では怪我人は20人前後の模様。ちなみに、今まで隕石による死亡事故の公式記録は1911年にエジプトで犬が死んだ事故(この犬の死後70年後に確認された)のみであるとのこと。
【参考】朝日の記事 | Meteorite Hits Page
Meteorite identifcation. Meteor-wrongs in the NEWS
【関連】隕石衝突を間一髪でかわした少年 | 2014年高速隕石衝突の可能性
2880年1950DA衝突の可能性 | 世界破滅の可能性は50%、英科学者が警告