【MosNews】ロシアにて、トラクター運転手イゴール・ナミャトフ(35)の背中から、双子の兄弟が発見されたとのこと。イゴール氏の背中にあった巨大なコブは、当初単なる腫瘍であると診断されていた。しかしいざ切開手術を行ったところ、それは彼の体内にいた双子の胎児だったことが明らかになったという。イゴール氏が背中の"リトル・ブラザー"に初めて気づいたのは、15歳の時である。イゴール氏は当時背中の痛みを訴えたが、医師はそれを単なる脂肪の腫瘍であると診断した。
しかしそれから二十年後、再びイゴール氏の背中を痛みが襲った。そして今度は医師らがすぐさま背中を切開したところ、驚くべきことに、そこに小さな足と手を持つ胎児を発見したのである。
しかし医師の説明を聞いた村の人々はその説明に納得せず、一部ではイゴール氏の背中から取り除かれたのは、宇宙人によって植え付けられた生命体であるという噂さえ流れたという。「あれを取り除いたのは全く残念なことです。あれが今後どうなるのか、本当は待ってみるべきだったのではないでしょうか。ひょっとしたら、偉大な科学的発見に繋がったかもしれなかったですね。」ある村人はそう語っている。
その後村人らの主張を受け、一時は法医学者さえ呼ばれたが、後に医師から双子の胎児であることが明らかにされたため、調査は行われなかったという。またイゴール氏は医学的検査の為に兄弟の胎児を病院に残すことを依頼されたが、拒否したとのこと。
【参考1】胎児内胎児と類皮嚢胞
胎児内胎児(fetus in fetu)は自生体側の体内で、嚢胞内に存在する寄生的状態の双子を指す。この場合は、今回のケースのように、自生体がその寄生体側の存在に気づくのは成人になったのち、腹部や背部に痛みを感じて気づくことが多いという。またこの胎児内胎児としばしば誤られるのが、類皮嚢胞(皮様嚢胞、皮膚嚢腫、奇形嚢腫、テラトマ)である。この嚢胞は大きく肥大した皮膚組織によって覆われ、(本人の)髪の毛、汗、骨、歯や皮膚脂を含む場合がある為、しばし上述の症状と混同されがちである。またこれら胎児内胎児、類皮嚢胞は多くの場合、ワックス状の物質によって覆われており、これは皮膚が出す脂分によると言われている(体内にあって、脂分が流れ出る先がないために、それらは嚢胞を覆うような形で残存するからであるという)。
【参考2】フリークス 秘められた自己の神話とイメージ(レスリー・フィドラー著、伊藤俊治 他訳)より
昔の医師たちにとってこうした事件を神話化しないですますのは困難だった。それは、敬虔なキリスト教徒にとっては、アダムから生まれたイヴの「奇跡的な誕生」を連想させたのだから。(・・・)思うに、私を最も悩ませるのは、結ばれていないひとつの自己が、時には、ちょうど予想外の妊娠や診断外の病気のように、痛みによって発覚するまで、隠れて内に存在していることもあり得るという認識なのである。もはや、ひとつの体イコールひとつの自己、ひとつの自己イコールひとつの体と確信できなくなったわたしは、空しくこう尋ね続けるばかりなのだ。わたしの「わたし」はいったいいつ、どこで始まり、終わるのか、と。
【関連】X51.ORG : 7年間、体内の兄弟と共生していた少年
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> しかし医師の説明を聞いた村の人々はその説明に納得せず、一部ではイゴール氏の背中から取り除かれたのは、宇宙人によって植え付けられた生命体であるという噂さえ流れたという。
ロシアって・・・
お笑い映画バスケットケースそのまんまじゃん
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G0OM/503-8919060-0403900
S・キングの『ダーク・ハーフ』みたいだな。
架空だけど頭蓋骨切開したら前頭葉から目玉や虫歯や鼻が
出てきたって話だから、背中よりある意味もっとグロい。
それより「あれが今後どうなるのか」知りたいからって
体内に残しておくべきだったという無責任な村人に、
お前なら痛みに耐えてまで「偉大な科学的発見」の為に
残そうと思うのか?!と小一時間ほど問い詰めたいよ。
で、なんでロシアの医者は、患者にじゃなく村人に
説明してんの?
あれが今後どうなるのか、本当は待ってみるべきだったのではないでしょうか。
って胎児を「あれ」呼ばわりですか・・・・
そもそも「あれ」が成長してたのかもあやしいし・・・
>ひょっとしたら、偉大な科学的発見に繋がったかもしれなかったですね。」ある村人はそう語っている。
全くもって他人事だと言い放題ww
真剣に考えて、
イゴール氏の心情を思うと相等ショックだろうな。
自分の体内に三十年以上も双子を気付かず放置して
自分はまったく普通に暮らしていたんだから。
医者に渡すことを拒否したようだが、
イゴール氏としては丁重に弔ってやりたいんだろう。
っていうかその背中から出てきた胎児は生きてるの?
どうでもいいけど自分の背中からそうゆうの出てくると思ったらかなり気持ち悪いな。
>「あれを取り除いたのは全く残念なことです。
あれが今後どうなるのか、本当は待ってみるべきだったのではないでしょうか。
ひょっとしたら、偉大な科学的発見に繋がったかもしれなかったですね。」
イゴール氏はどうなってもいいんかい・・・
背中で育てた双子ちゃん、
どんな味がするんだろう・・・
てのは半分冗談で。
そういえばマニトウって映画で人の背中から
もう一人めりめりと登場するってシーンがあったけど。
人の顔をした腫瘍ってのがあるらしい、そういつは腹とか足に
でてきて、口もぱくぱく動くらしいが言葉はでないそうだ、世の中にはいろんな人がおるな。
>>63
人面相(じんめんそう?)ってやつ、漫画とか映画で見たことあります。そういうのって大概呪いとか霊とか言うけど
実際にそんな病気あるんですね。
っていうか、やたらと話題になってるピノコ…
よく知らないんだけど、ピノコもこの記事みたいな出生の秘密があったんですか?誰か教えて;
アッチョン・・・ブリケエェェェェッ))`0`((
記事見た瞬間ぜったいピノコ来ると思ったのよさ
案の定来やがってテラワロスwwなのよさ
>>75>>78
写真みる限り、爪もあるのかないのかわからんくらいだし、
レントゲンでわかるほどの骨は形成されていないのでは?
思っていた以上に共産圏はヤバい・・・ということか。
けど彼らがいなければこのサイトもここまで盛り上がらんだろうに(´・ω・`)
生きてるわけはないでしょう、胎内で既にもう一方に取り込まれているのだから。こういうパターンは案外多いらしいですね、小さすぎて一生気付かずに終わるのがほとんどとか。どの段階で取り込まれるかとか、体内に残されたもう一人を異物として、いつ頃体が反応するかに差があるんでしょう。別にチェルノブイリとか関係ないかと。
イゴールって名前、
マッドな博士の助手のセムシ男に良く付く名前だな。
んで、今回の彼はもちろん背中盛り上がってたんだろ?
しかし職業トラクター運転手ってのが残念。
どっかの執事か研究所の助手がベストだった。。。
ピノコの奇形嚢腫にしても、前あげられてた赤ちゃんの寄生的頭蓋結合にしても、
>しばしば誤られる
と書いてあるけど、今回の胎児内胎児とどう違うのか読んでもいまいちわからない(´・ω・`)
原因は「一卵性双生児のもう片方への寄生」で同じなんですかね??…頭悪いのかな俺orz
実は単為性生殖生物だったイゴールさんとか…(ナニ
あ、でも単為性生殖する生き物も精子は外部からだったか…
(ここまでネタ発言)
しかし、事実ってのはホントに小説よりも不思議な事が
起こるから面白い(失礼)な。
世の中もまだまだ面白い。
>89
ブラックジャックで宮崎という発想はいったいどこから・・・w
ブラックジャックの作者は言わずと知れたあの方ですよw
>説明に納得せず、一部ではイゴール氏の背中から取り除かれたのは、宇宙人によって植え付けられた生命体であるという噂さえ流れたという.
宇宙人によってって・・そのほうが納得できねーだろ・・。
ちなみにドン・ドラキュラの召使いも「イゴール」というせ○し男。
http://ja.tezuka.co.jp/manga/sakuhin/m096/m096_01.html
なんらかの形で手塚治虫先生が関与しているのは間違いない