【Mirror.co.uk】カザフスタンのアラムジャン・ネマティラエフ君(7)の胃から約2kg程の彼の双子の兄弟が取り出された。少年は奇形胎児をお腹の中に抱えたまま生まれ、7年間、何も知らずに、体内の双子と共に成長していたのである。少年が7歳になるまでそれはまるで寄生虫のようにお腹の中で成長し続けてていたが、ある日、少年が通う学校の医師は、少年の妊婦のようなお腹を見てすぐに病院に連れていった。担当した外科医マクサド・アイマゲイベトフ氏は、少年をすぐにCTスキャンにかけたが、まさか少年のお腹の中に血を分けた兄弟が生きていようとは考えもしなかったという。「もしあの時、校医が彼を病院に連れて来なかったら、おそらく少年を救うことは出来なかったでしょう。まるで妊娠6ヶ月の妊婦のようなお腹でしたから。」
これは確かに、ホラー小説のような話である。
病院の検査を受ける以前から、少年のお腹は日増しに大きくなっていった。しかし、両親は彼をカザフスタンでは一般的なくる病だと考えていたため、まさかそのような症状だったとは想像もつかなかった。医師から初めて少年の症状を告げられた母親は最初ほとんど気絶した様子だったという。
「本当にびっくりしました、、、。こんなこと聞いたこともないし、確かに息子は太っていたけど、まさか妊娠してるかもしれないなんて、、。でもお医者さんが真剣に話すもんだから信じざるを得なかったたんです、、。」
また母親は以前、少年から「お腹の中で何かが動いたよ」といった話を聞いた事があったが、子供の作り話として全く相手にしなかったことを涙ぐんだという。
医師は、こうしたケースは決して前例が無い訳ではではないと語っている。しかし少年のような症状はかなり古く記録されたもののみであり、現代においては非常に珍しいケースであると言う。「私達は少年をスキャンした時、本当に目を疑いました。信じられませんでした。少年の体内に明らかに赤ちゃんの形が見て取れたからです。しかもそれは胎児じゃないんです。本当に信じられませんでした」
また病院で医師団を統率したヴァレンティナ・ヴォストリコヴァ医師は次のように語っている。「まさか7年間も少年のお腹で生きていたなんて、、本当に信じられないことでした。少年の体内にいる幼児は男の子でした。彼の体内にいる限りは生きていられたんです。しかし、少年の体から引き離したらもう生きてはいられませんでした。」
少年の祖母は、少年の体内から取り除かれた兄弟の身体を医師に見せられたという。そしてその男の子には、しっかりと頭、体、髪の毛、爪、そしてペニスが存在していたと語った。しかし見せられても尚、男の子がまさか少年の体内で育った事は、信じられなかったという。
また母親はこの悲劇を、少年には秘密にしておく事にしたという。「息子を怖がらせたくないんです。言ったところで到底理解できる類の事ではないですし、、。息子はどうやって赤ちゃんが生まれて来るのかまだ知らないし、とにかく、これ以上ショックを与えたくないんです。」
少年はお腹の傷を誰にも見せないように言われたという。少年が知るのは、お腹から何か塊が取り除かれたという事のみである。「お腹にね、フットボールが入っていたんだよ。でもママはその事については何も考えるな、って言ったんだ」少年は手を広げ、そう語る。
またある権威者らはこの件を揉み消そうとしようとしたという。科学的な興味よりも先に、そのような事態が起こった事を危険視したのである。
しかし、検死解剖の結果、いくつかの試論が浮かび上がったという。アイマゲイベトフ医師は、「確かなことは何も分からないが、こうした奇形現象は旧ソ連の武器によって引き起こされたカザフスタンの放射能汚染が原因だと考える事はできるかもしれない。」と語っている。
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>これは確かに、ホラー小説のような話である。
あんたセンス無いよのさ。
「秋田書店の恐怖コミックスのような話である」なら良かったのに。