【EiTB24.com】トルコにて、羊1,500頭が次々と崖から飛び降り、集団自殺を図ったとのこと(写真)。目撃者の証言によれば、最初一頭の羊が高さ15mの崖から飛び降りると、後を追うように次々と羊が崖から飛び降り、最終的には約1,500頭が落下。うち約450頭が死亡し、後から飛び降りた羊達は、先に飛び降りた羊達が山積みになり、モクモクとしたクッションとなっていたため、運良く一命を取り留めたという。
「為す術はありませんでした。みんな死んでしまったんです。」羊のオーナー、ネフザト・ベイハンさんは取材にそう語っている。同地域では26戸の家族が共同で羊を飼育していたという。
また今回の集団飛び降りによる被害額は凡そ1100万円にも上るとされ、GDPの一人当たりが28万円程度である同国にとって大きな損害になる事が予想される。
「各家庭で20匹程度の羊を所有していたんですが、今や羊が残っている家庭は僅かになりました。これからどうしたらいいのか全く分かりません。」村人の一人はそう語っている。
【参考1】
同様の事例として、2002年にはフランスにおいて狼に追われてパニックを起こした羊400頭が次々と崖から飛び降り集団死するという事件が発生している。この通り、集団での飛び降りという行為自体はしばし報告されており、決して今回が初めてではない(ref.A)。
これまで動物の自殺を巡っては様々な議論が成されているものの、未だ決定的な答えは存在しない。一例として、昨年には英国にて6ヶ月の間に、5匹の犬が同じ橋から飛び降りて自殺するという事件が報じられているが、動物愛護団体の代表者は事件を「ナンセンス」と論じ、「橋の向こうに何か犬が惹きつけられるものがあったのだろう」として自殺であったことを否定している(またこの事件が報じられた背景として、事件があった橋では1994年にある男が生後二週間の幼児をアンチ・キリストだと思いこんで川へ投げ捨てるという事件が発生している・ref.B)。またローレンツをはじめ、動物学者の多くが動物の自殺については否定的な見解を示している。
しかし一方、人間に従順であるとされる犬や馬が主の死後、墓の側から離れずに餓死したり、"絶望"から動くことを止めたり、餌を食べることを拒否して、選択的に自らの死を迎えた(と人間によって解釈された)ケースは古代から数え切れない程報告されている。しかしそれらが動物に死の観念があるからこそ出来る積極的な自殺なのか、あるいは死の観念がないからこそ出来るいわば消極的/結果的な自殺行為なのか定かではない(結果的な自殺という意味では、タコや蜘蛛の一種が子供に自分の身体を分け与えることなども知られている。)
またかつて集団自殺を行うと言われたレミングやスプリングボック(レイヨウの一種)の不可解な行動は、今では単なる集団移動の結果に生じる"集団事故死"であるとされ、集団自殺説はほぼ否定されている。特に、レミングが集団自殺するという逸話が広められたのはディズニー作品「White Wilderness(1958)」にその様子が描かれた影響が大きいとも言われ、一説には映画自体がやらせであり、実際にはそもそも集団自殺などしないという主張もある(ref.C)。その他にはイルカ、クジラが時に集団で海岸に打ち上げられる姿も目撃されるが、それは単に地磁気などの影響や、先頭の一頭が病気などで方向を誤る為に起きる事故であるとも言われ、ここでも自殺説は多くの場合否定されている。
しかしまた奇妙な一例として、1980年代、中国は新寧の山地で発見され、見せ物となったマオゴンという類人猿のような生物のケースがある(写真・ref.D)。マオゴンは発見された当初、人類と猿の中間種である「猿人」であると呼ばれ、その正体を巡って科学者の間で議論が交わされた。科学者らは最終的にマオゴンが人間に属するものではなく、猿らしい動物の一種であると結論したが、1987年11月23日、神経衰弱したマオゴンは首を吊って死んでいるところを発見された。そして、その結末は再び科学者らを混乱させたことは言うまでもない。動物ならば首を吊って自殺をするとは到底考えられないからである。結局、マオゴンが猿だったのか、猿人だったのか、あるいは人間だったのか、真相は謎のまま今日に至っている。
- ref.A:AP Online : 400 Sheep Commit Suicide in France
- ref.B:Britain, UK news from The Times and The Sunday Times
- ref.C:Lemming Suicide Myth Disney Film Faked Bogus Behavior
- ref.D:el MAOGONG de China, los HOMBRES AVES de los rabinos
【参考2】はじめての進化論:集団選択の理論
【関連】カエル数千匹が謎の大爆発 ドイツ
- 蛇が間違えて自分の尻尾を食べる 台湾
- 「同性愛屍姦趣味のカモ」の研究続く オランダ
- 羊が回転しながら鉄格子の上を突破 英
おまえら、コメントつくのが早すぎだ・・・w
動物が自殺するかどうか知らないけど、友達の犬が散歩中にいきなり川に飛び込んで溺れたっていう話は聞いたことある。
その時は助けられて死ななかったらしいけど、魚がいるような川でもないし猫がいたわけでもないし、ほんとに理由が分からかったらしい。
>>18
羊が一匹また一匹自殺して。。。あああ眠れないィィ
と言うわけですね?!
もこもこ可愛い羊が次々自殺・・・イヤだなぁ。羊じゃなくてもイヤだが、
あ、そういう俺もコメント入れてなかった
>>各家庭で20匹程度の羊を所有していたんですが
26戸の家庭で羊飼育ししてたんだろ。
で、飛び降りた羊が1500匹。
計算合わんくない?
羊はすぐにパニくるからなぁ・・・。
何か意思を持って自殺、とかじゃなくて
(文中にも出てるが)イルカの集団打ち上げと
同じような希ガス。
それよりも赤ちゃんをアンチキリストだと思い込んで
橋から投げ捨てた男の方がワロタw
>モクモクとしたクッションとなっていたため
ポーンポーン モクモクフワフワ
きゃー重ーい助けてー
羊の気持ちになってみました。
うちに前いた犬は死ぬ前に自分の部屋の整理したりしてた・・
っていうか死んでから気づいたんだけどね。。
まさか死ぬとは。。わかるんじゃないのかなぁ。。
一匹落ちた!んー私も行ってみようっ
ぴょん
じゃあ私もー
とか?
羊にもリーダーとかいるのかな・・・
羊でも崖の上は危ないんだね。
レミングの集団自殺はほぼ否定されてるのか。・・・知らなかった。
まあ、そんなことより、さっきからカリビアンコムが気になって仕方ないんだけど。
自殺と意識して死んだんじゃないなら集団自殺じゃなくて集団死だろう。
それに羊以外にもイルカやクジラもたまにやるだろ、浅瀬に乗り上げて。
>モクモクとしたクッションとなっていたため、
>運良く一命を取り留めたという。
過去記事でもモクモクしてる件
「羊が回転しながら鉄格子の上を突破 英」
http://x51.org/x/04/07/3129.php
>モクモクとした羊毛だけを庭先に残していくため
>深刻な問題になっているという。
確か一匹が飛び降りると皆ついて行くんじゃなかったっけ?
なんな前に一匹が崖でコケたら皆でこけていったのをTVでやってたような。
ねずみは増えすぎると自殺するって言いますよねー
じゃあねずみは人間的生き物なのかと・・・
ていうか動物愛護の団体はなんでこんなときナンセンスなんて言えるんでしょうねぇ。不思議だ
でも正直、一日400人くらい人間だって自殺してんじゃね?世界的に。
生命の尊さを高らかに叫ぶ人類のみが有するもののひとつが自殺ってのはなんか皮肉ですなぁ
>>54
理由:『人間は自殺する動物である』と定義した偉い人がいたから。
また『自殺こそが人間に与えられた特権である』と言う偉い人もいます。
因みに『来世があるのかどうか、ちょっと確認してくるわ』(意訳)と言って自殺したインドの偉いお坊さんもいます。
偉い人の考えることは――
>61
オマゴンて読みまつがえた。
もっと写真とか無いかな、マオゴン。
いや、話題は羊だ。
弔う前に羊毛を刈ったりしたのかな。
動物でも「生への執着」が失われることはあるね。
つがいの絆が強い動物なんかは、相方が死ぬともう一方もエサを食わなくなったりして死ぬことがあるし。
でも、生きる意欲が減退して死ぬのは、やっぱり「結果としての自殺」であって、死を指向して能動的に「自分を殺す」という意味の自殺ではないんだろうな。
俺は人間だから、来年の10月に自殺する予定だけどさ。
死んだ羊ってどう処分したのかな?
毛剃ってなんかにしたり、肉食ったりしない訳?
その後が知りたい。。
>72
なぜに来年の10月なん?
食う為に屠殺される場合は血や内臓を抜いて色々して
やっと食す事が出来る肉がとれるって感じだと思うから、
こんな風に事故死みたいに死んだ羊などまずくなったり
そもそも肉が(新鮮なうちに)取れないんじゃないかな。
食うとしてもタダで近所のお裾分け程度なんじゃないかな。
てか羊一匹はいくらぐらいになるんだろう
農家一件当たり30頭しか飼ってないのは何か少なすぎるように
感じられるが
羊よりも生後2週間の子どもを投げ捨てた父親の方が怖い。
むしろ、橋の近くに何か不思議空間があるとしか思えない。ウチの近くの橋も身投げが結構多いんだよなぁ。ブルブル
もしかして写真のマオゴンって
首をつってるところかな?
首をつってた、って天井にロープをくくって
足元に椅子を置いて、ってんじゃないよね??
『性器と性交と出産という「人間の性」の基盤だけを簡明に語る』って宣伝文句が気になって眠れない。。。。
>86
バナー広告気になるよなー。しょーがねーなーもー(ジロジロ)
>モクモクとした
…という表現が気に入ったが、その後の文章でフニャフニャに。
そもそも、研究者が「人間以外の動物は自殺しない」としている根拠って何だ?
自殺は高度な精神活動の一種である。とか言いたいんだろうか。
自殺ってそうとう自意識過剰で無ければ
思いつかない発想だとは思うけど?
動物が自意識でうだうだ考えてるのは
あり得ないと俺も思う
一匹のモクモクが勘違いして飛び降りたら、他のモクモクが続いたんじゃないか?
群れをなす動物は一匹が逃げ出すと、皆それに続く原理で。
>>91
人間のみが自殺をするというのはキリスト教的概念。
自殺は原罪を負っている人間のみがする罪。
そもそも動物には「原罪」がないので罪を犯すはずがないというのが「科学者」の心に深く刻み込まれている。
(特に欧米に人には)
動物も自殺するでいいじゃん。
マオゴンだって首吊ったんだし、自殺だと認めたら無駄に悩む必要もないと思うけどね。
羊の集団自殺…動物は自殺をするか否か…
…よりも「モクモク」の言葉に関心が寄せられている気がする。
(ここまでの流れをみる限りでは)
トドかアザラシか忘れたけどあいつらも自殺するよね。
TVで凍りの崖から集団で滑り落ちてるのみたことある。
そんなことよりマオゴンの詳細が知りたい。
>>105
>動物も自殺するでいいじゃん。
>マオゴンだって首吊ったんだし、自殺だと認めたら
>無駄に悩む必要もないと思うけどね
「科学者」のかぎかっこは取れないままだね
おれも一番最初に火の鳥のロビタを思い出したよ。
ヒト以外の動物ってもっとシンプルに生きているもんだとばっかり思ってたよ。。
>>結局、マオゴンが猿だったのか、猿人だったのか、あるいは人間だったのか、真相は謎のまま今日に至っている。
って人間だったらやばいっしょ!!
・・・でもシナだったらありうるな。
実はこれはエイリアンの仕業という説が私の元に届いています。
人類絶滅を企む悪のエイリアン軍団が、羊を使って実験しているのだと。
KGBとCIAが秘密裏に手を結んで実態調査を始めているらしいです。
近い内にそのリポートをビデオでお見せすることができるでしょう。
それを見れば大槻教授も今度こそはエイリアンの存在を否定できません。
>>119
世界丸見えテレビ特捜部で見た気が。
…どうでもいいけど検索にかける"丸見え"でどうでもいいとこがひっかかる。
マオゴンが首を吊ったのって
ちょうど引っ掛ける場所があったのかな?
そんなところってなかなかあるもんじゃないと思うけど。
遊び道具とかのわっかとか?
それともヒモなど使って自分で作った?(なわけないよね)
首を吊って死ねるって人間が知ってるのだって
言葉や情報があるからだと思うけど。
一人で山の中で育ったりしたら
人間だって知らないと思うなあ。
あと犬の自殺は飛び降りの目撃者がいるのでしょうね。
単に死体が上がっただけなら
誰かが話題をつくるために仕掛けたとかも考えられる・・
羊はどうかは知らんけど、ウサギは自殺とは少し違うけど『出来るだけ楽に死ねる』様に体や内臓が出来てるぞ。
元々ウサギはいつかは食われる可能性が非常に高いわけだから楽に死ねた方がマシってことで致命的な傷を負う前に死ぬらしい。
個人的に羊よりもマオゴンが非常に気になる。