【SkyNews】南アフリカにて牧場を営む男性が解雇した従業員をライオンの餌として檻の中に放り込んだとのこと。事件当時、逮捕された牧場所有者のマーク・スコット・クロスリー容疑者(35)は、同牧場で働く従業員三人と共謀し、昨年解雇した従業員ネルソン・シセイン(38)を車に拉致、経営する牧場から15km程離れた別の牧場内にあるライオンの檻の中に餌代わりにシセイン氏を投げ込んだという。同地域の警察署長ロネル・オット氏の発表によれば、警察は供述に従い、モクワロ・ライオン・プロジェクト(施設名)内のライオンの檻を調査、そこで被害者の頭蓋骨および、足、衣服の一部分などを発見したという。また調べによれば、シセイン氏は昨年、クロスリー容疑者の経営する牧場を解雇され、その後しばらくしてから忘れ物を取りに行ってくると言い残して牧場に向かったまま行方不明になっていた事が明らかになっている。また南アフリカ農場労働者組合によれば、以前より同地域での牧場経営者による労働者への虐待はひどく、その悪質さが報告されていたという。クロスリー容疑者、また共犯の従業員三人は現在拘留中であるとのこと。
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