【NationalGeograph】13日の金曜日、この日を不吉な日として恐怖する症候群がある事はご存知だろうか。「この日だけで、毎年大体8億円から9億円程度の経済的損失があります。この日に何かするのを不吉だとして恐れる人々が多いからですね。」米ノースカロライナの恐怖症研究所及びストレス管理センター創始者のドナルド・ドジー氏は言う。現在この「13日の金曜日恐怖症(paraskavedekatriaphobia)」に悩む人が全米だけでおよそ1700万~2100万人はいると推測されており、ドジー氏はこうした症状に悩む人々に対して、恐怖に打ち克つ為のカウンセリングさえ行っている程である。
ドジー氏によれば、この13日の金曜日が引き起こす混乱は多様で、中にはパニックによって、仕事のスケジュールを大幅に狂わせたり、一日丸ごと潰してしまうケースもあるなど、その被害は決して無視できないものであると話している。(写真は磔刑のキリストの姿、しかし福音書によれば、実際にキリストが磔刑にあったのは14日の金曜日であり、13日ではないとされる)
また英ハーフォードシア大学の心理学教授リチャード・ワイズマン氏によれば、氏が昨年行った調査の結果、自分は運が悪いと思っている人々が特に、そうした不吉な迷信などを信じている傾向が高い、という結果が明らかになったと語っている。「そうした人々は身の回りに起こる悪い出来事をより大きなものに結び付けて考えようとするわけです。例えば何か大きな力が自分の人生を破滅させるとか言うようにですね。」更に調査では、2,068人の被験者のうち、凡そ4分の1の人々が「13」を不吉な数として捉えている事が明らかになったという。
では、いったいなぜ13日の金曜日がかくも不吉な日として人々に認識されるようになったのだろうか。民俗学博士でもあるドジー氏によれば、「13日の金曜日」の起源は古代、ノルウェーの神話まで遡るという。氏によれば、そもそもこれらは互いに関係なく、つまり別々に不吉なものとして認識されていた。しかし”13”、そして”金曜日”、この二つがいつしか組み合わさり、”不幸の日”として認識されるようになったというのである。
ノルウェーの神話において、ヴァルハラで12人の神が晩餐をしている最中に「招かれざる13番目の賓客」としていたずら好きのロキが現れるという逸話がある。そこでロキは、ホデル(暗闇を司る盲目の神)をそそのかして、バルドル(美と悦びの神)をヤドリギの矢で撃たせるのだ。
「そしてバルドルは死に、世界は暗闇、そして悲嘆の声に包まれる。それが不幸なる13の起源となるわけです。」
また13にまつわる有名な逸話として他にも、聖書に描かれる「最後の晩餐」という一場面がある。キリストは使途達と共に最後の晩餐を迎えるが、後にキリストを裏切るユダはそこでもやはり、13番目の弟子として描かれている。また古代ローマにおいても、魔女は常に12人でグループを作っていた。何故ならば、13番目は悪魔の為の番号であると考えられていた為である。
更に、米デラウェア大学の数理科学研究センター教授のトーマス・フェルンスラー氏によれば、数秘学においてもまた、12は完全な調和を表す数字のひとつとして認識されている為、その後に来る数字として13はここでもやはり不吉なものと恐れられていると話している。それは例えば、十二ヶ月、十二宮、オリュンポスの十二神、ヘラクレスの十二の弟子、イスラエルの十二支族、そしてキリストの十二使途といった具合である。そしてそれら12=調和を乱す数字としての13は、やはりある種の不安定感をもたらすというのだ。
ドッジー氏によれば、今日、こうした13に対する不信感はもはや世界的なものであるという。それは例えば、世界の高層ビルの凡そ80%が13階を飛ばして建設され、空港に13番ゲートは決して建造されることはない。また、病院やホテルでは、ほぼ間違いなく13号室が存在しないのだ。またイタリアにおいては、住所が本来13番地である場所は、12番と14番の間として12半とされ、フランスの社交界において14番目のゲストは不幸を逃れたラッキーな賓客として歓迎されるのである。また最近の例としては、13番目のアポロ号、通称アポロ13事件があげられる。月を目指したアポロ13は凡そ偶然とは言い難い程の数々の災難に見舞われ、奇跡的に生還したが、事故後、その番号からしてそもそも不吉であったという噂が流布した事は記憶に新しい。
では金曜日が不吉であるという説は一体どこから来ているのだろうか。それはまず、聖書に描かれるキリストの磔刑が金曜日であった他、アダムとイブが禁断の果実に手を出したのが金曜日であると言われている。また同じく創世記にて、アベルがカインに殺害された日、すなわち”人類最初の殺人”の日もまた、13日の金曜日であったと言われているのである。
実際に13日の金曜日恐怖症を克服する為には一体どうすれば良いのだろうか。ドジー氏によれば、”実践”こそが、ネガティブな思考から生まれるそうした恐怖症を解決する最大の鍵であるとし、その信念を次のように語っている。「あなたが思う事が、あなたの感じることである。あなたが感じることが、あなたの行いである。そしてあなたの行いが、あなた自身を作る」。ドジー氏はとにかくポジティブな思考を持つ事が重要であると強調している。
「そうした恐怖症に陥っている人たちは、決して心まで失ったわけではないのです。心のコントロールを失っているだけです。彼らの気持ちは往々にして悪い方向を見てしまいます。そしてそうした思考が。何か得体の知れない、大きくて不吉な漠然とした事を想像させてしまうというわけです。」
またワイズマン教授も「13日の金曜日恐怖症」患者に対し、同様の事を指摘している。
「彼らにはまず、いいことも悪いことも全ては自分次第である、という事をしっかりと分かってもらう必要がありますね。そして後は、とにかく普段から物事の良い方を見るようにする事ですね。」
しかしまた余談として、そうした恐怖症を克服する為の処方として古代から伝えられている一風変わった方法もある。それは山や高いところに登り、穴のあいた自分の靴下を燃やすというものである。また他には逆立ちして軟骨を食べるというものもあるが、その効果の程はいかなるか、定かではない。
【参考1】13日の金曜日 - Wikipedia
キリストの最後の晩餐に13人の人がいたことから、キリスト教圏で13は不吉な数とされている。また、キリストが金曜日に磔刑に処せられたとされていることから、13日の金曜日が不吉であるとされるようになった。一説には、イヴによるアダムの誘惑も大洪水からノアが脱出したのもバベルの塔が壊されたのも13日の金曜日だと言う。
【参考2】13日の金曜日は不吉? | 死にまつわる意外な話より
オーストリアの作曲家シェーンベルクは、1874年9月13日に生まれた。13は縁起の悪い数とされており、7と6をたすと13になるから、彼は76歳で死ぬと思い込んでいた。1951年、76歳になった年の7月13日の金曜日。その日が来ると彼は用心してベットから一歩も外に出なかった。そしてその日がいよいよ終わろうとする午後11時47分、彼は死亡した。
http://am.tea-nifty.com/ 13日の金曜日がらみで。 東洋系の人間は4のつく日に死亡率が上がるという研究がある。 BMJ 2002;325:1442-1443 ( 21 December ) [ Scared to death? ] [ 上へのResponses ] 4(四)が「...
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今日は「13日の金曜日」である。 今年の「13日の金曜日」は1月13日と10月13日の二回である。ある月の13日が金曜日になる確率を、単純に考えて7...
ええ、今日はその日ですよ!奴が奴が来ますよ!! しかし、本当にその13日の金曜日を恐れる(症候群)人たちがいたんだぁビックリです。 http://x51....
>>6
無理だな。13日の金曜日ともなれば、既に周りは用心してるであろうから、そんななかで、ポジティブに行動する(米国)人がいるんだろうか。それこそ、何が起こってもどうしょもないかもな。救いようのない人だね?。