【Local6】米国にて、女性の腹部に重さ30kgもの腫瘍が発生、切除に成功したとのこと。「何か変だなと思っていました。まるでずっと妊娠しているような感じです。」今月三日に無事に手術を終え、現在回復中のグレース・ラトケさんは語った。それまで体重135kg前後あった彼女は、ある日を境に突然30kg近く体重が落ちてしまった。そして何か巨大なものが腹部で育ちつつあるのを感じたという。その後いよいよ腹部が膨らみ始めたため、彼女が病院に行くと医師は腫瘍を発見。しかし、当初は癌性のものであるかどうか判定が出来ず、彼女を大学病院に紹介。そしてそこでそれが癌性ではなく、卵巣腫瘍であることが発覚したのである。「あれが自分の身体の中にあったなんて、いまだに信じられません。生きていることに感謝したいですね。」(写真は手術前のラトケさん)
このタイプの腫瘍は、子宮内部でコントロールを失った細胞が、クルミ程度のサイズから成長しはじめるのが一般的である。またほとんどの場合、直接の原因は不明であるものの、家系的なものやホルモンバランスの乱れ、上半身の脂肪過多などが引き金となって発生する場合もあると言われている。またこの種のムチン性腫瘍は85%以上が非癌性であるものの、今回のように極端に大きくなる場合も多いと医師は話す。
手術を行ったグレゴリー・デュマ医師によれば、手術ではまず4人で腫瘍を持ち上げ、先に腫瘍下部、すなわち腹部の血管を閉じて出血を防ぎ、その後ヌルヌルとした球形の腫瘍を転がすようにして一時間ほどかけて切除したという(写真)。
ラトケさんは入院時、体重は凡そ110kgだったものの、退院した金曜には体重は凡そ72kg近くまで体重が減っていたと話している。「腫瘍は大体5年間かけて成長したものですね。この地域でもっとも大きかった腫瘍かもしれませんが、定かではありません。」デュマ医師は語った。
卵巣腫瘍の中には50kg以上のサイズに成長するものもあるとのこと(ビデオはこちら)。
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卵巣のう腫持ちだったけれど、ガン検査で調べてもらうまで気が付きませんでしたよ。
太めの人だったら「お腹に肉がついてきたなあ」ぐらいで、自覚しにくい病気です。
でもこれは明らかに異常だなあ。
「4人で腫瘍を持ち上げ、先に腫瘍下部、すなわち腹部の血管を閉じて出血を防ぎ、その後ヌルヌルとした球形の腫瘍を転がすようにして一時間ほどかけて切除したという」
…医者の人、手術中ずっと苦笑してたんだろうな。
「4人で腫瘍を持ち上げ、先に腫瘍下部、すなわち腹部の血管を閉じて出血を防ぎ、その後ヌルヌルとした球形の腫瘍を転がすようにして一時間ほどかけて切除したという」
医者の人、きっと手術中、ずっと苦笑してたんだろうな…
「4人で腫瘍を持ち上げ、先に腫瘍下部、すなわち腹部の血管を閉じて出血を防ぎ、その後ヌルヌルとした球形の腫瘍を転がすようにして一時間ほどかけて切除したという」
子供の頃、運動会でやった ”大玉送り” を思い出したぞ。
二枚目の写真、3人がカメラ目線かよ。後ろのヤツは覗き込んでるし。いくら珍しいっていっても記念撮影じゃないんだしさ。。。
「上半身の脂肪過多などが引き金となって発生する場合もあると言われている。」
元の体重が135kgって事は原因はこれか?