【Washingtontimes】ドイツ西部はドルトムントにて、部屋の中で毒蜘蛛やトカゲを多数飼育していた男性が飼っていたクロゴケグモに刺されて死亡したとのこと。発表によれば、事件当初、警察は死亡したマーク・ヴォエゲル氏の隣人から隣の部屋から異臭がするとの通報を受けた為、ヴォエゲル氏のアパートに踏み込んだところ、ヴォエゲル氏は部屋の中で死亡したまま既に数日が経過しており、その身体は毒蜘蛛を初め、凡そ200匹の虫、ヤモリ、トカゲなどに食い荒らされていたという。「本当に、ホラー映画のような光景でした。彼の遺体はソファの上に横たわっていたんですが、その死体は巨大な蜘蛛の巣に覆われていて、たくさんの蜘蛛が身体の中を這っていて、鼻やら口の中から出てきたんです。それはまさに爬虫類の住処でした。トカゲが食いちぎった肉が蜘蛛の巣に引っかかって、それを蜘蛛達が食べていたんです。」警察のスポークスマンは語った。
また調べによれば、死亡したヴォエゲル氏は孤独な人間で、それまで一度も人を家に呼んだ事がなかったという。また警察によれば、ヴォエゲル氏の部屋の中は蝶が床に産卵し、天井には蜘蛛が巣を張っているなど、まるでサスペンス映画「羊達の沈黙」に登場する猟奇殺人者の部屋のようであった、と語っている。更にヴォエゲル氏の部屋からはボアコンストラクター(大蛇)や、南アフリカ産の毒ガエルなどが発見されたという。
蜘蛛の専門家であるガビ・バイエルさんによれば、ヴォエゲル氏が家の中で飼っていた蜘蛛は本来個人では飼う事が許可されていない非常に危険なものだったと話している。「彼の家にいた蜘蛛は本当に攻撃的で危険なものですね。ほとんど狂犬と暮らしているようなものです。」
そして警察が踏み込んだ当初、そうした危険な毒蜘蛛がヴォエゲル氏の部屋の中を完全に占拠していたのである。また調査によれば、おそらく蜘蛛が飼われていた飼育箱の中の保温機が熱で爆発、上蓋が外れて部屋の中に蜘蛛が逃げ出したものと推測されているという。
またヴォエゲル氏の遺体は発見された段階で死後おそらく14日間が経過しており、今後更に詳しい検死が行われる予定である。
しかし、これまでの調べではおそらく死因はヴォエゲル氏が可愛がっていた「ベティーナ」と名付けられた毒蜘蛛に噛まれた事が死因である事は間違いがないと推測されているとのこと。
【参考】クロゴケグモ顕微鏡写真集 | 2003年度不細工昆虫コンテスト と グランプリ
毒グモに刺された手の写真記録 | 日本にも毒グモはいる
>死体は巨大な蜘蛛の巣に覆われていて、たくさんの蜘蛛が身 >体の中を這っていて、鼻やら口の中から出てきたんです
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ルチオ・フルチの「ビヨンド」のワンシーンみたいですね。
日本の昆虫や爬虫類は人間を怖がりますが、外国は違うようなので、見つけても触らない方がいいですね。
カマキリより痛い感じ?
昔(十数年前?)テレビで見た映画だけど、研究所でゴキブリが異常発生して人を食べてしまったとかいうのを見た・・・誰かこの映画知りませんか?短編集だったと思う。
上の毒クモにかまれた手の記録写真ってあったでしょ。TAG10みて。すげー。視覚の暴力だわ。なぜ黒いのだろうか。