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宣教師を食べた村、呪縛を解く為に子孫が訪問

fiji.jpg【AP】136年前、フィジーを訪れた宣教師を現地人が殺して食べてしまった。そして今週、殺された宣教師の呪いを解く為に彼の子孫がフィジーを公式訪問するという。宣教師トマス・ベイカー氏は1867年、フィジー最大の島VitiLevu内に位置するNubutautauという僻村にて殺害され、そのまま食べられてしまったという。しかし、その後、住人の間ではベイカーの怨念が村にとりつき、100年以上にわたって村に悪運をもたらしているという噂が消えないため、今回の御祓いを兼ねた公式訪問と謝罪式典の開催に至ったのである。同村はまだ電気を持たず、外界へと通じるにはジャングルの荒れた道一本を歩いていかなければならないという僻地で、その為これまで数度に渡り、開発援助から見落とされてきたという。そして今週木曜、現地を訪れるベイカー氏の五世孫(玄孫の子)に当たるデニス・ラッセル氏(46)とその家族10人が公式の謝罪と祝祭を受けるため、現地を訪れる事になったのである。

「136年前の事で彼らは未だに、本当に悩んでいるようだからね。だから今回行く事に決めたんだよ。」ラッセル氏は語った。

実は以前にも謝罪(1993年にはフィジーのメゾジスト教会に殺害されたベイカー氏のブーツを送った)はあったもの、それらは呪いを鎮静化する効果が見られなかったという。

木曜の式典ではおそらくラッセル氏の一行は百本以上のマッコウクジラの歯を受け取る事になるという。フィジーではマッコウクジラの歯は非常に珍しい高貴な贈り物なのである。またフィジー大統領のLaiseniaQarase氏も現地に赴き、式典に参加する予定である。

ベイカー氏が殺された原因については諸説あるものの、村の住人の話では、最初、村長がベイカー氏の帽子をかぶってみようとして奪ったところ、ベイカー氏がそれを奪い変えそうとして、村長の頭に触ってしまった事が原因であるという。実はその村では村長の頭に触る事は重大な禁忌事項で、すなわちそれは死を意味していたのである。

ラッセル氏は最近丁度どこかに旅行したいと考えていたが、丁度いい行き先が見つかったと話している。
また取材に対し、「やっぱりちょっと怖いね。だって全然何の知識もない場所に歩いて行くわけだからね。でもその式典の終わりにはきっと村人達もほっとして幸せな気持ちになってくれるんじゃないかな。」と語ったとのこと。

【参考】食人の館 | 闇の日本史シリーズ(平将門怨念ツアー21世紀編)
Cannibalism | Crime Scenes Photographs(左2つは非常にグロテスク・要注意)

【関連】村で謎の死続発、ゴーストバスターズに依頼 タイ | 悪魔祓い儀式の最中に少年が変死
届いたその日から本格的な儀式! | 「ツタンカーメンの呪い」を科学的に否定

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COMMENTS (5)
1.  コバルト  2005/03/03 02:38:07 [RES↓] [TOP↑]

食べたんや?ヤコブ病になるよー(´д`)

やったー、一番のリー。

2.  yuzu  2005/03/06 13:21:32 [RES↓] [TOP↑]

村長はよっぽど頭の毛が抜けることを恐れていたんだね。

3.  匿名  2005/04/18 00:23:11 [RES↓] [TOP↑]

これに詳細出てた……
呪いとか言ってないじゃん

http://www.praise-jp.com/store/video.html

4.  匿名  2005/05/21 18:16:50 [RES↓] [TOP↑]

宣教師の怨念って変な話…いや所詮聖職者と言っても人か。中世から西洋諸国が植民地で行った行為から考えると人喰う位大した事無いかもね。

5.  匿名  2006/01/31 22:56:58 [RES↓] [TOP↑]

禁忌→殺す。は、ともかくとして何で食べたの?

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