【DailySentinel】今週水曜、米ジョージア州のヘリテージ高校にて、期末試験の最中、クラスを受け持つ女性教師デビー・シュルツさん(46)の夫が教室に乱入、男はナイフを握り締めてデビーさんに突撃するも、ギリギリのところで男子生徒がタックルして男を床に押さえ込み、事なきを得たとのこと。「彼らは私たちのヒーローだわ。」デビーさんは語った。クラスを襲撃した男性テオドア・フランクリン・シュルツ(51)は暴行、ストーキング行為などの罪で逮捕され、彼女は命にこそ別状はないものの足や手など数箇所を刺されたという。また果敢にも男性にタックルしたネメシュ・パテル君(17)は、事件当時、期末テストを早々に終えて机に伏せて居眠りしていたところ、教師であるデビーさんの悲鳴で一気に目を覚まし、慌てて顔を上げるとそこにはナイフを握り締め、デビーさんに突撃する男の姿があったのである。
「一瞬、訳が分からなくて凍りついたね。でもその直後に俺と、他の奴ら何人かがすぐに男にタックルして、掴んで投げ飛ばしてやったんだ。後は警察が来るまでひたすら男を床に抑え付けてたよ。」ネメシュ君は語った。また町の巡査の息子スコット・ウィジントン君(17)はネメシュ君らと共に男に飛びつくなりすぐに男の手を掴みすばやくナイフを確保。
デビーさんによれば、彼女は男と7年に渡る離婚裁判の最終調停をしていた最中の出来事であったという。「彼らまであんな恐ろしい目に会わせてしまって本当に申し訳なく思ってるわ。でも彼らがいなかったら今頃きっと私はここにいなかったでしょうね、、。」デビーさんは語った。
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