【NEWS2】米テネシー州マーフリーズボロにて銀行強盗が銀行を強盗したその足で向かいの散髪屋に向かい、散髪中に逮捕されたとのこと。地元の警官ClydeAdkisson氏によれば、逮捕されたGeorge Harvey 容疑者は強盗時、非常に落ち着いた様子で、お金を奪ってから一旦外に出るなり、なぜか再び銀行に戻り、受付に何かを言い残して外に出るという余裕を見せたという。そして銀行から出るなり、そのまま向かいの散髪屋に普通に入店したのである。事件当時、散髪を担当した美容師のKenyaSmithさんは容疑者とは特に変わった話しはしなかったという。彼女は取材に対し、「今日はどうなさいますか?って聞いたら彼はただ一言、刈り上げてくれ、って言っただけだったわ。」と語った。そして目撃者の情報から警察は散髪屋に踏み込み、散髪が終わる前に彼は逮捕されたのである。逮捕後警察が撮影した写真は確かに彼の刈り上げが微妙な所で終わった事を物語っている。
また容疑者は逮捕時も一向に焦る事はなく、警察に質問を受けるとあっさりと犯行を認めたという。Smith巡査の取調べによれば、逮捕の数分前、容疑者は確かにナイフを持って銀行に押し入り、現金数千ドルを奪ったことを認めたが、おそらく逃走前に彼のショート・アフロを刈り上げたかったのだろうと話している。
「まったく訳の分からない事件だね。銀行強盗に入ってから床屋でくつろいでた奴なんてのは聞いた事がないよ。」と、Smith巡査も困惑しているという。
容疑者は現在拘留中で保釈金はおよそ1100万円であるという。また美容師のSmithさんはテレビ局の取材に対し、待合中も非常に態度が良かったと話している。しかし容疑者が入店した際には彼女はその怪しい身なりからして実は散髪代を持っていないのでは、と疑ったが、間違っていたわ、と話したとのこと。
【EDGE】床屋のライブカメラ
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