【Pravda】スウェーデンの科学者マッツ・ブラエンストロエム博士によれば、向こう3年以内に人工移植した子宮から赤ちゃんが生まれるかもしれないとのこと。博士の率いる研究チームはすでに動物での実験に成功しており、研究の結果、移植対象の人にとってのベストドナー(つまり子宮提供者)はその母親であることを明らかにしたと話している。つまり移植された者は自分が生まれた子宮を使って、再び子供を生む形になるのである。今回の研究の画期的なところは、移植対象者が女性だけに限らず、男性においても理論上可能という点である。また男性に移植する際にはさらにホルモン投与などの補助をすることでより確実な妊娠が可能になると博士は話している。またもしも博士の研究が現実化すれば、それは「移植者の生命を救うための目的以外」の、初の人体器官になりえるのである。
今回、博士は既に同研究の成果をマドリッドで行われた胎生学学会にて報告しており、既にネズミの子宮移植実験に成功(移植されたネズミは無事元気な子供を出産)した氏の元へ多くの女性から移植の問い合わせが殺到しているという。
現在、世界には多くの妊娠できない女性がいる(例えば子宮ガンで切除した場合など)。その為今回のこの博士の発表はそうした女性にとっては唯一の子供を生むための方法になりえるかもしれないと期待を集めている。
現在のところ、不妊女性の為の一般的な出産方法は代理母出産であるが、多くの国で禁止されている上、代理母を通して出産した場合は卵子を預けた女性は「法的な母親」として登録されるなど多くの問題を抱えている。
また他にも、卵子を預けた女性は代理母が妊娠中にどのような生活を送るかをコントロールできない為、例えば代理母が妊娠中に喫煙していようともそれを知る由はなく、そうした事が原因で事件が発生していることも事実なのである。
またこれまで、サウジアラビアのある医師は既に子宮移植を実際に行っている。しかしながら、その時は移植から凡そ100日後には被移植者の体から再び子宮を摘出するという結果に至っている。血液の輸送に問題が発生し、子宮が腐敗をはじめたためである。しかし、博士によれば、今回の全く新しい子宮移植技術は、そうした問題を確実に回避できるものであると自身を深めている。
【参考】ベビーM事件 | 代理母に関する年表 | POP! The First Human Male Pregnancy - Mr. Lee Mingwei:中国人アーティスト、リー・ミンウェイ氏による男性妊娠を模したパフォーマンス
私は、妊娠して赤ちゃんが産みたいと思っています
だから日頃から妊婦の格好をして過ごしています。
出来たら産みたいと思っています。どうしたらいいのでしょうか?
男が妊娠...。
シュワちゃんの映画にそんなんがあったなー。
しかし、徐々に腹が大きくなっていく男を見るのはちとばかし怖い気がする...。