【海南新聞】中国は広東省にて、あたかも"米袋のように"巨大な乳房を持つ女性が、手術を行い縮乳に成功したとのこと。女性は乳房が余りにも垂れ下がってしまっため(写真)、仕事をするときは乳房を上に振り上げ、肩に乗せるなどしなければならなかったという。女性の手術を行った整形外科医は、これ程までに乳房が垂れ下がることは通常あり得ないことである、と語っている。
周夫人(仮名・21歳)のおっぱいが肥大化しはじめたのは、二人の子供を産んだ後のことである。夫人によれば、産後、乳房はホルモンの影響を受けて短期間のうちにものすごい勢いで膨張し、やがて乳房を支える靱帯(クーパー靱帯)が重みに耐えきれずについに断裂、乳房がだらりとぶら下がるような形になってしまったという。そしてその後も乳房は成長を続け、オッパイはついに鼠径部にまで達してしまったのである。
垂れ下がった乳房は周夫人の日常生活を著しく阻害した。農業を営む周夫人は、畑に出るなり、"まるでタオルを肩に掛けるように”、まず乳房を肩の上に振り上げていたという。しかしそんな生活にもいよいよ嫌気が指した周夫人は、治療を受けるため、お金を工面して広州の病院へと向かったのである。
手術では血管に注意しながら、乳房の余計な部位を切除し、その後乳首と乳房を正常な位置に戻すという手順で行われた。しかし乳房は乳首まで40cmもの長さであったため、余計な部位を切除し、外形を正常に戻すことは困難を極めるものであったと、手術に当たった張金医師は語っている。
しかし無事手術は成功し、現在、周夫人の乳房は正常なサイズ(B80)にまで戻されたという。周夫人は術後の経過も良く、小さくなった乳房にも満足し、既に退院したとのこと。
【参考1】巨大乳房縮小術 | 極端な乳房肥大(画像)
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