【华商报业】中国は吉林省臨江市にて、頑固親父の頭に突如として角が生えだし、話題となっているとのこと。角をはやした男性 ー 今年76歳の崔氏は数年前、突如として頭に角が生えだし、今では太さ親指程度、長さは15cm程にまで成長したという。角はS型に婉曲し、下に向かってのびているため、先端部は既に雀氏の目にまで達している。「角自体はとても固いんですが、根っこの部分は柔らかいんです。引っ張ってのばしたり、捻って回すこともできます」雀氏はそう語っている(写真クリックで拡大)。
雀氏の頭に角が生えだしたのは今からおよそ3年前である。彼の娘によれば、はじめは単なる小さなイボだったものが、やがて肥大化し、2cmほどの長さの角に成長したと思うと、以後下に向かって曲がりながらどんどん大きくなっていったという。また雀氏は角が生えたこと自体を特に問題だとは感じていないものの、角が邪魔でテレビが見づらい、顔を洗うのが面倒、といった程度に角の弊害を感じているという。
頑固親父
家族はこれまで雀氏の角を心配し、病院で切除してもらうよう進めているものの、病院嫌いの雀氏は頑にそれを拒否している。「父はとても健康で、これまで大きな病気もしたたことがありません。ただ角が生えてからは、たまに目の霞みを感じるようになったんです。」そして娘は父親に病院に行くよう説得したものの、頑固な雀氏はまるで言うことを聞かず、子供のように癇癪を起こしては、病院に行くのを嫌がるのである。また雀氏自身は既に角にも慣れたているため、むしろなすがままにしておくのがよい、と語っているという。
確かに、雀氏は現在、食欲もまるで衰えることはなく、至って健康である。日頃は外に出て散歩を楽しみ、日光浴をすることを趣味としている。また地元では知られた存在であるため、角が生えた後も近所の人々は特に驚きもなく、ただ若者達が好奇の目で見るだけであるという。
角質の異常増殖
角が生えだして以来、雀氏の体調の診察を続ける地元の李医師によれば、雀氏の角は皮膚の角質層が異常増殖したものであると見られ、骨ではなく頭皮から生えているものであると分析している。また切除することも可能ではあるものの、大きな傷跡が残ってしまう可能性が高いという(写真は20世紀初め、アメリカのサイドショーに出演していたワンという角を生やした中国人のワックスモデル。"角皮"と銘打たれた同様のものが、東京大学にも保存されている)。
また李医師は、彼の13年間のキャリアにおいてこのような症状を実際に見たのは初めてであり、この病気が遺伝性であるかどうかは定かではないと話している。先週も雀氏は李医師のもとを訪れ、目の霞みを訴えたが、李医師はおそらく角質の凝集によって頭部の血液循環に何らかの悪影響を与えているためではないかと推測しているとのこと。
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