【NYTIMES】先月ナイアガラの滝に笑顔でダイブ、奇跡的な生還を果たした男性KirkJones氏(40)がこの度、晴れてサーカスに入団、華麗なる転職を果たしたとのこと。彼のデビューおそらく14日、現在メキシコ、テキサス間を巡業中のTobyTylerCircusにて「世界一のスタントマン」としてデビューする予定であるという。先月までは単なる自動車パーツ販売員だったKirk氏は、先月21日、突如思い立ってナイアガラの滝に飛びこみ、一切の救命具なしにも関わらず、肋骨数本を折るだけで奇跡の生還を果たし、一躍有名に。その数日後、サーカス団のプロモーターが彼に電話し、彼と何か「ものすごいこと」をやる契約を取り付けたというのである。しかし現在パフォーマンスの内容は一切公表されておらず、また本格的なデビューは来年以降になる見通しであるという。
Jones氏をスカウトしたサーカスプロモーターのPhilDulci氏によれば、Jones氏には当然サーカス団の一員として、普通の仕事(象を洗ったり、テントをたたんだり)も当然してもらうだろう、と話しており、「誰だってここでは平等なんだ。彼だけを特別扱いするつもりはないね」と語っているという。また一方のJones氏は未だギャラを巡って交渉中であるという。
Jones氏は最近の取材に答えて、滝に飛び込んだお陰で新しい人生の価値観を見つけ、今後は著書(「大馬鹿野郎のナイアガラの滝 生還ガイドブック」)も計画しているという。
しかし、彼は現在未だ滝ダイブのせいで罰金とカナダへの入国禁止の罰を課せられている。
また金曜、サーカスのチケットを買う為に並んでいた人々の間では特にJones氏のこの転向に驚いている様子はなかったという。列に並んでいた女性の一人は、インタビューに答え、「彼はそんなに有名なのかしら?ちょっと極端に走りすぎてると思うわ。生還したことは確かにすごいと思うけど、、でも、自慢するためだったのかしらね?」と語っているとのこと。