【Yahoo.com】デンマーク最大のスーパーマーケットチェーンでキリストとマリアの絵をプリントしたサンダルが販売され、キリスト教の団体等から猛烈な抗議を受けて取り扱いを辞める騒ぎがあった模様。同製品を販売したCoopDenmarkチェーンは製品に対し、200件以上の抗議を受けた後、86店舗で取り扱うことを中止したという。同店のスポークスマンは「一部の神父達は、サンダルを履くことが神を踏みつけにする事に等しいと見なしたのだろう」というような事を話した。また別の店舗ではサンダルを破壊するなどの過激行為に出た抗議者も出たが、同店は警察には通報しない方針を明らかにした。既にどの程度のサンダルが売れたのかは明らかにされなかったが、報道によればおそらく4000足以上は買われているという。デンマーク人の84%は州ごとのルター信奉者教会に属しているものの、公式の統計によると、うち5%未満しか規則的に教会に通っているものはいないという。また530万のスカンジナビアの国のうち、カトリック教徒は1%程度とのこと。