【Yahoo】 英国のLloyd Scott氏(41歳、消防士)は潜水服を着てフルマラソンに出場し、世界最「遅」記録(ちなみにそれまでの記録も彼のもの)を更新したとのこと。この男性は1980年代に骨髄移植をして白血病を克服し、今回の出場は同じ病気に苦しむ子供たちのためのチャリティー募金活動の一環として出場したという。 そして実に6日間と4時間30分56秒かけてフルマラソンを走破。またレース中、軽い食中毒にも苛まれ、重い足音を響かせながら何度もトイレに行ったという。「英国王室船のトイレにも駆け込んだよ(丁度レースコース沿いのエジンバラに停泊していたという)。さっさとトイレに行きたいのに潜水服が脱げなくてほんとに参ったね。」と話す。またゴールの時を振り返り、「スタジアムは皆熱狂的に歓迎してくれて、本当に素晴らしいゴールだったよ。ウィスキーの樽でお祝いしたいね。」興奮しながら、しかし疲れきった様子で語った。また月曜はさすがにこの潜水服(およそ60kg)は着たくないな、、と付け加えた。彼は以前にも全身ラバースーツを着てキリマンジャロを踏破するなどして、1992年よりのべ165万ドル以上(1億9000万円以上)の募金を集めているという。彼の次のプランは今年の後半、潜水服を着てネス湖の湖底を歩く事だという。