【BBC】20年間の潜伏の後、Jawad Amir氏は外界の不慣れな光に目を細めながら、ついに外界へ出た。事の発端は今からおよそ20年前、サダム・フセインはAmir氏をシーア派聖職者と見なして、死刑執行の命を下した。それを知ったAmir氏は郊外や隣接国でなく、彼の両親の家の板ばさみの狭い空間へと逃亡したのである。彼はその狭く、暗い空間から一度として外に出ることはなく、ただただ小さな覗き穴から外界を覗いていたという。「身の危険を感じた時、私はすぐに両親の家に逃げ込んだ。万が一の時の為に隠れ場所を用意していたのだ。そしてそこに生き延びる為に必要なものを用意しておいた。」と話した。その狭い空間には本当にわずかなものだけしかなかった。ラジオ、20年の歳月で抜けた彼の歯、そして彼自身の若き日の写真。氏は20年間ひたすらアラビア語版BBCのラジオ放送を聴き、コーランを読んでは時間を過ごし、小さな井戸から出る水を飲んでいたのだという。彼の事を知るものは本当にごく親しい親族数名だけで、すぐ近所に住んでいた彼の親しい者ですら彼は消えてしまったのだと信じていたという。そしてバグダッドでサダムフセインの銅像が倒されたのをラジオで聞いたとき - その時49歳だったという -ようやく安全を確認し、穴を出る決心をしたのだという。彼の母、Ramsha Haddiさんは「まるでもう一度彼が産まれたような気分だわ」と喜んだ。氏は体調もよく、この先についても楽観的に考えているという。
49歳でも歯は抜けるのか~。
生活習慣でかねぇ。
アゴに刺激を与えないとか
歯を磨かないとか
ストレスとか
筋力も退化で
あぁ、あれか
達磨和尚