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浮気男の写真、実名を晒す女性向け情報サイトが問題に米

【local6】米フロリダにて、浮気した男の実名と写真を晒す女性向けの投稿型情報サイトが開設され、物議をかもしているとのこと。このサイトは浮気された女性が、自分を裏切った男性の写真、実名を含むプロフィールを投稿することで、浮気男の情報を他の女性達と共有し、互いに注意を促すことを目的としているという。同サイトをの利用者エイミー・エシェヴァリアさんは、最近、熱愛していた彼氏に裏切られ、元彼情報をアップしたばかりである。彼女は取材に対して次ぎのように語っている。

「最初は私と全てがピッタリな、完璧な人だと思っていたんです。本当に素敵でした。私が彼に望むものなんてもう何もないと思った程だったんです。」しかしいつからか、エイミーさんに対する男性の態度が急変したという。「ある頃から彼は私と出かけることを避けるようになって、いつも友達とばかり出かけるようになりました。それからだんだん家にも居つかなくなったんです。」

その後エイミーは男性の浮気を疑い、ついに別れを決意した。そして彼女は男性と別れるなり、すぐに他の女性達へ注意を呼びかけるべく、男性の情報を同サイト（dontdatehimgirl.com）へと投稿したのである。

サイトを制作したマイアミ在住のタシャ・ジョセフ氏は次のように語っている。「女性ならば誰でも浮気した男性の写真とプロフィールを投稿することが出来ます。そしてすぐに検索エンジンに反映されるわけです。」

現在、同ウェブサイトには既に数百人を越える浮気な男性が、写真と実名、住所（住んでいる町まで）付きでリスティングされている。また男性はサイトに情報を投稿することが出来ないが、女性の投稿内容について抗議することは許可されているという。

「例えば、ジョン・スミスという名で検索すれば、まずジョン・スミスに対して女性が何と言っているかを見ることが出来ます。そして同時に、ジョン・スミス自身が、その女性の投稿に対して、何と反論しているかを見ることも出来るわけです。」

ジョセフ氏は、サイトは女性が浮気男から身を守るための情報を提供する公共サービスである、とその目的を語っている。一方、浮気男としてリストされた男性からは、プライバシーの侵害であるという声も上がっているという。

「何もかもが掲載されてしまっているために、男性はただ肩をすくめる以外ないわけです。このサイトに情報を投稿している女性は警告を受けるべきです。女性の側にも、そこに掲載されている男性の情報が本当であるという立証責任があるはずです。」フロリダ国際大学のハワード・ワセルマン教授はそう指摘している。

現在、同サイトでは、投稿する女性はハンドル・ネームを使い、言わば匿名的に情報を投稿することが可能なシステムとなっている。情報を投稿された男性の幾人かは、告訴へむけて動いているという情報も伝えられているとのこと。

【投稿より一例】女性の皆さん、あなた方に浮気男をご紹介します！彼の名前はマイケル・フェネル、49歳です！彼はニュージャージーのジャクソンに住んでます。彼は自分のプロフィールをMatch.comとYahoo.comに47歳（本当は49歳）、年収1000万円と偽って投稿しています。とにかく信じてください！彼は元妻が癇癪持ちだったから離婚し、母親とも疎遠だとうそぶいております！が、実は、彼が彼女を裏切って、関係を終わらせたんです。そのくせ自分にとって彼女が必要な場合だけ、連絡を取っているんです。とにかく無責任男です。気をつけてください。この男はナルシストで、、、ついでにインポです！この男はネットで貴方に近づいて、あなたの人生を台無しにします！

※他幾つかの投稿例を見る限り、上例のようなデーティング・サービス（出会いサービス）で知り合った男性限定ではなく、普通の恋愛からの浮気、浮気による離婚など、浮気男全般を扱っている模様。

【参考】OKWave 今週妻が浮気します。 | 男社会はいかにして成立したのか