【DailyTelegraph】貴方の背後にふと視線を感じ、振り向いた瞬間に誰かと目が合う - そんな経験はないだろうか。この度、多くの人が実際に経験するこうした現象が単なる想像上のものでなく、実際に人間には視線を感じる能力が存在することが証明されたという。実験を行ったドイツのフレイバーグ大学教授ステファン・シュミット博士によれば、研究団は二つの実験を千回以上行った結果、こうした視線への感受能力が確かに存在する事が明らかになり、それは即ち、人間の未知なる第六感の存在を示唆していると話している。博士らは今回、まず最初に「遠隔凝視(Remote Staring)」と呼ばれる実験を行った。この実験では被験者らを二つのグループに分け、Aグループを一室に、更にBグループを別の部屋に入れ、Aグループは二つの部屋に接続されたモニターを通じて、Bグループの部屋の中を監視出来るようにした。そしてBグループの被験者は皮膚に電極を取り付けられ、Aグループの被験者らによって監視されている場合と監視されていない場合のそれぞれの状態において皮膚からの電極反応、そして「痛み」を観察し、それぞれの状態における反応結果を比較したのである。
そして2番目の実験は「直接的な心的相互作用(direct mental interaction)」と呼ばれる実験を行い、今度はAグループの被験者は別の部屋のBグループの被験者に対し、不快感を与えるような感情や、逆にリラックスさせるような感情を持って注視し、その際のBグループの反応を調査した。
また今回の実験に当たって、研究団は複雑な統計計算方法を用いて結果を解析したという。そして結果、実験を何度繰り返しても、いずれの場合もそうした一方のグループ(Aグループ)が送った視線や感情を伴う集中力が、確実な電気反応となって「受信者」である別部屋にいる被験者グループ(Bグループ)に現われていることが明らかになったのである。
また今回の実験結果を、シュミット氏は英国の心理学論文誌に寄稿し、その中でまだ依然として実験から得られたデータの正体はまだ不明瞭なものであるとしながらも、「小さいが、明らかなる反応」がそこに示されたと記している。
しかし、こうした実験が超常現象信奉者を喜ばせる一方で、一部の懐疑論者からは早くも疑問の声が上がっている。英ハートフォードシア大学の心理学者のリチャード・ワイズマン博士は今回の実験結果に対し、「例えば貴方が誰かの視線を感じて後ろを振り向いた時、実際には誰も見ていなかった場合の方が遥かに多いはずです。誰かが実際に見ていた場合だけを貴方は記憶しているはずです」と批判している。
またこうした実験は1960年代、チェコスロヴァキアの心理学者ミラン・リーズル博士によって何度か行われている。リーズル博士はそれぞれ数キロメートル離れた場所にいる被験者二人の間でテレパシーの送受信に関する一連の実験を行ったが、その際は「送信者」が「受信者」を生き埋めにするイメージを想像することで、「受信者」が実際に不快感を感じ、喘息の発作を起こさせることに成功したという。
またリーズル博士の一連の実験は、同僚であったステファン・フィガー氏が行った実験 - 一人の被験者が別の被験者に対して集中力を送ることで、受け手の被験者の血圧が実際に上昇した - の結果にインスパイアされて行ったものであるとのこと。
【参考1】超心理学講座・超心理実験の実際 | CNN : 念じるだけでゲーム操作 米で実験成功 | プレアデスチャンネル「超能力」
【参考2】ブッシュに反戦テレパシーを送ろう | 対人恐怖症より
視線恐怖も、「人と話をしている時は、相手の目を見て話さないといけない」「目をそらすと、何か後ろめたいと思われるのではないか」などとのこだわりから、人と話す時の視線にとらわれ始め、ひどくなると、会話中にどこを見てよいかわからなくなり、話をするたびに緊張して、会話が上の空になってしまう状態になります。また、最近これらの症状の一類型に、「薄毛恐怖」と言えるような患者さんが増えてきました。男性用のかつらや、ヘアーチェックetcのコマーシャルを見てから自分の髪が薄いのではないかとの不安を感じ、会話中に自分の髪の毛を見られているのではないか、相手の視線が髪にいっているのではないかとの恐れから、会話が苦痛になったり、緊張するというものです。