【AFP】ポルトガルにてUFO目撃が多発、同国空軍が警戒態勢に入っているとのこと。地元新聞では「軍はレーダーによる監視を強化し、F16戦闘機をいつでも発進できるよう配備している」と伝えている。事件の発端は今週火曜深夜、同国の民間警備サービスに複数の目撃者から未確認飛行物体を目撃したという報告が殺到、また同じく当局関係者らも上空に輝く未確認飛行物体を確認し、今回の警備体制に至ったとみられる。また目撃者の話では物体は音を立てず、煌々と輝きながら白い煙を出して飛んでいたと話している。同国空軍代表のカルロス・バルボサ大佐が地元新聞に語ったところよれば、軍の高官らもUFOを数分間に渡って目撃し、「物体は決して飛行機ではなかった」と話していたという。またUFOが目撃された時間帯、その姿は同国の航空管制当局(NAV)のレーダーによっても捕捉されており、記録ではポルトガルの北部と南部にそうしたUFOが飛行していた事が明らかになっている。(写真は民間人によって撮影されたビデオから、より大きな写真はこちら)
「当初、その物体はオポルト(ポルトガル北部)のレーダーによって捕捉されました。その25分後、物体は南部のモンティジョとベジャのレーダーで確認されています。」NAV代表のパウロ・ラガルト氏は語った。
またUFOを目撃した軍高官らはその物体が何であったか特定することは出来なかったと話している。
一方、リスボン理科大学の地質学研究者ホセ・フェルナンド・モンテイロ氏は今回の目撃を受け、米空軍に意見を求めたところ、もし隕石であれば移動がより早く、更にノイズを立てるはずであるため、隕石である可能性はないとしている。
さらに欧州宇宙機関(ESA)によれば、今回のUFOが墜落した人工衛星である可能性はないとし、また同国の気象観測機関も事件が何らかの気象現象によるものではないことを明らかにしている。
今回の事件に関して現在のところUFO以外で唯一考えられる可能性として、宇宙学者のホセ・マトス氏はUイリジウム通信衛星であるという可能性を示唆している。
「それらの衛星は上空凡そ780kmの地点に位置し、それぞれ三本の大きなアンテナをもっています。アンテナは鏡のようにつやがあるのでそれが太陽光を反射する場合があります。」マトス氏は語った。
【参考】イリジウム衛星の観察に挑戦! | イリジウムフレアの予測推算 | UFOCapture Pro