【Yahoo】ドミニカ共和国在住のティルソ・ファーカル氏は両手両足にそれぞれ6本目の指を持っていたが、この程手術によって全て切除することに成功したとのこと。ティルソさんはこれまで石磨きの仕事をしていたものの、6本目の指が邪魔をするため、しばしば仕事に差し支えていた語る。「大きい石なんかを持ち上げようとすると、 いつも6本目の指が邪魔をしたんです。」しかし現在、手術は無事成功して様態も安定し、早ければ来週には退院して彼の妻と子供達が待つ村(またこの村ではしばしばこうした多指症の子供が生まれている)へと帰るという。また今後は、かねてからの夢であった電気技師になるため、学校に行きたいと話している。これまでは電化製品の中に手を入れようとする際に6本目の指が邪魔をしたため、彼はその夢を諦めていたのである。
手術を担当したマーク・アルクァート医師によれば、今回、まず彼の左手小指の隣からY字型に生えた第6指を切除し、筋肉を小指に再結合。その後両足の小指と薬指の間に生えていた第6指も切除したが、右手の小指脇に生えていた小さな瘤については特に問題はなく、切除する必要性はないと判断し、そのままにしたと語っている。
「すぐに良くなるでしょう。彼の手は何だって出来るようになると思いますね。それに足も問題ないようです。既に靴を履くことは苦痛ではなくなっているようですし、すぐに上手く歩けるようになると思います。」医療センター代表のカール・ヴァレンチアノ氏は語った。
ティルソ氏は以前は食料品店を経営していたものの、売り上げは芳しくなく、お店は倒産。その後、弟を手伝う形で建築や、学校や教会などの床の石磨きの仕事を始めた。そしてそんなある日、現地の小学校で石磨きをしていたティルソ氏はたまたま慈善事業で小学校を訪れていたヴァレンチアノ氏に出会い、今回の手術費、そして渡航費からビザなどの全ての手配をしてもらう形になったのである。
ティルソ氏は現在、一刻も早く祖国に帰り、家族に元気な姿を見せたいと語っているとのこと。
【参考1】多指症 | Polydactyly(その他)
【参考2】退化する日本人の足の指 | 暴力団ミニ講座その12「断指」